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東莞遠征の二日目は10月の月例会本選です。前日の予選を勝ち上がった上位6名による決勝トーナメントが行われました。もう一方で、残念ながら決勝トーナメントに進めなかった5名による順位決定戦が並行して行われました。 決勝トーナメント1回戦は予選A組4位のHdさんとB組2位のHnさんの試合で、Hdさんの明け方までの活動が響いたのか、おおかたの予想を覆し?Hnさんが秒殺で勝利し、見事に準決勝に進出を決めました。もう一試合の1回戦では、全勝で予選A組2位通過のMsさんと、A組3位で何とか予選を通過した私Kbとの対戦です。前日の予選...

ビリヤード好きのメンバーたち、我々メンバーの活動を理解してくれる家族、色々な形でサポートしてくれる方々に支えられ、お陰さまでGBCも創設2周年を迎えることができました。このたび2周年を記念して東莞市で初の遠征活動を行いました。 広州市に在住するメンバーはもちろん、東莞市在住で初期メンバーのHdさん、その同僚で初参加のSsさんとCさん、同じく東莞市在住で初参加のMnさんを含め総勢11名での活動となりました。 今回の遠征は10月の月例会を兼ねており、初日はビリヤードの経験が浅いメンバー4人と、その他メンバーが2組に...

我々GBCも創設2周年を迎え、10月27日と28日に東莞市への遠征活動を行うことになりました。現在のところ広州メンバーはほぼ全員と東莞からも3名が参加予定で、今までにない大人数での活動になりそうです。 この遠征は月例会だけでなく、2日間がビリヤード三昧になるような企画を思案中です。今から楽しみです。

9月の月例会は台風により残念ながら中止となりました。 意外にも華南地区に台風が上陸することは珍しく、しかもかなりの大型の台風ということもあり、SNS上では何日か前から結構な話題となっておりました。前日のスーパーマーケットではまとめ買いをする人が後を絶たず、肉や野菜などの商品が売り切れになってしまうところも多数あったようです。 私も実際に当日の朝一に近くのスーパーマーケットに買い物に行きましたが、既に大勢の人が買い物をしていて、さながら旧正月前の買い出しの雰囲気でした。それでも当日に買い物ができた...

的球をポケットさせるには難しい場面で、故意に攻めにくい配置を作って相手に撞かせる戦術を「セーフティ」といいます。 相手のファールを誘いフリーボールの状態にする、或いは的球がポケットしやすい状態となって自分に撞き順が戻ってくることを目的に、次に狙う的球に直接当てにくくするために手球を別の的球を利用して隠したり、直接ポケットを狙いにくくしたりします。 4番ボール（ピンク）に対するセーフティ 7番ボール（茶色）に対するセーフティ 1番ボールを直接ポケットさせないためのセーフティ このセーフティも失...

8月の月例会は3連覇を狙うMz教授が大本命の中、新たな2名のメンバーが加わり開催されました。二組に分かれての予選では新メンバーによる下剋上を予感させましたが、やはり最後に場馴れの差が出たようです。準決勝は月例会優勝経験者4名での戦いになりました。 私はAkさんの「正統派ビリヤード」になすすべなく敗退。もう一方では「ほろ酔いのテクニシャン」Swさんが大本命のMz教授を自慢のテクニックで翻弄し、決勝戦は同僚対決となりました。 決勝戦は一進一退の攻防の中、Swさんのミスがやや目立ち始め、Akさんがチャンスをきっち...

今月より2名の新メンバーに参加いただきました。 ゴルフが趣味のHnさんは、学生時代に当時日本でも一大ブームだったビリヤード場でアルバイトをしていたそうです。本格的にキューを握るのはウン十年振りと言いながらも、流石にビリヤードの基礎はしっかりと身に付いています。 携帯から息子さんにビリヤードの写真を送っていたHnさん Tuさんは現メンバーのSwさんとAkさんと同じ会社に勤務で、特にAkさんとは同期入社であり、更には同時期に広州に赴任になったそうです。趣味はマラソンとのことで、広州の冬の恒例行事になっている...

ビリヤードにも他のスポーツと同様に色々な専門用語があります。例えば写真のように手球と的球が近く、撞き難い状況を「撞きヅラ」と言います。これは単純に「撞きづらい」から変化したものと思います。 このようにキューを立てて撞くと、手球にカーブがかかり易くなり難度が上がります。また手を置く位置が的球に囲まれてしまっている場合などは、誤って的球に触れてファールになってしまうこともありますので注意が必要です。

初めてスヌーカーを体験しました。 以前ブログで紹介した通り、中国ではスヌーカーがとても盛んです。世界的に有名な中国人のスヌーカープレイヤーが活躍しているのもその理由だと思います。 他人がプレイするのを見ていると、台の大きさはポケットビリヤード台の1.5倍ほど大きく、その上球は一回り小さく、ポケットの大きさも小さめで、本当に難しそうだと感じていました。 実際にプレイしてみると想像以上の難しさです。個人的にポケットビリヤードとの大きな違いを何点か抜粋してみました。 ①テーブルの大きさだけでなく、スヌー...

日本では記録的な猛暑が続いていて、夏の東京は確実にここ広州よりも暑いようです。私の故郷もニュースになるくらいの高気温が続いているようで、先日の西日本の記録的大雨もそうですが、地球温暖化の影響で日本列島全体が熱帯気候になってしまったようです。 さてGBCの7月月例会もいつも通り熱い戦いとなりました。初優勝を狙うマジシャンMtさんは今回も早々と優勝へ王手の状況となり、余力を残しつつ最終戦で難敵のMz教授との対戦となりました。この時点でMz教授にもまだ優勝の望みはありましたが、Mtさんが絶対的に有利な状況でした...

現在GBCで使用中のラックシートも種類が増えてきました。 ラックシートは元々日本で開発されたものですが、アジア諸国を中心に模倣品が多く出回っており、その被害額も何百億円とも言われているようです。 最近ハリーSwさんが日本に一時帰国された際のお土産として、日本製の新しいラックシートをいただきました。写真の通り特徴のある形状です。 シート内側のカットが直線的ではない理由は、ブレイクの後に的球がシートに乗り上げる面積を少なくするためと、シートが細くなっている部分の強度が損なわないように考えられた形状と...

前回は「ナインオンフット」という新しいルールを紹介しましたが、この他に「スリーポイント」というルールも現在主流となっております。これもやはりブレイクショット用のルールで、ブレイクの後に①的玉が3個以上ポケットイン、②的玉が2個ポケットインで1個以上が「ヘッドライン」を越える、③的玉が1個ポケットインで2個以上が「ヘッドライン」を越える、となっています。これらの条件を満たさなければ相手プレイヤーにプレイ権が移ります。仮にブレイクショットで9番ボールがポケットインしても、上記を満たしていなければ無効となって...

ブレイクショットで的球をラックする場合、フットスポットと呼ばれる部分に先頭となる球（多くの場合は1番ボール）を置き、残りの球を所定位置に並べていきます。 フットスポットに１番ボール 最近のプロのナインボールの多くの公式戦では、「ナインオンフット」と呼ばれる新しいルールが採用されているようです。新ルールではその名の通り、フットスポットにナインボールを置くように並べていきます。今はラックシート使用が主流となり、以前に比べてラックした球と球の隙間がとてもタイトになりました。タイトになるほど、プロのレ...

今月の月例会には久しぶりに「ミスター59」ことHdさんが参加されました。以前本ブログでも紹介しましたが、Hdさんは広州市在住ではなく、広州市の隣の東莞市でお仕事をされております。隣町と言っても、一番便利な交通手段の車でもたっぷり1時間かかります。今回もご多忙の中、わざわざ参加いただきました。お陰でいつもにも増して、今月の月例会は大変盛り上がりました。 丁寧にラックするHdさん 試合の方は連覇を狙うAkさんが途中敗退となる中、Mz教授と何と私が無敗をキープし、お互いに最終戦を勝てば直接対決の優勝決定戦という...

プレイ中に手球がクッションにくっ付いてしまった場合には、「土手撞き」と呼ばれる高難度のショットとなります。 土手撞きは上の写真の通り、見えているのは手球上部4分の1程度となります。手球を撞ける範囲が限定されるため、ビリヤード初心者のみならずミスショットをする確率が高くなります。例えば手球と的玉、ポケットの位置関係が一直線の場合、土手撞きでは手球には押し回転がかかるので、的玉と一緒に手球もポケットインしてしまう可能性が出てきます。またそれを恐れるあまり、プレッシャーから的玉すらポケットできないミス...