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ビリヤードの公式戦で使用される公式球のほとんどが、ベルギーにあるSALUC社が製造販売しているボールだそうです。ビリヤードの経験者なら知っている「ARAMITH」や「BRUNSWICK」というボールはSALUC社のもので、我々が普段使っている1番～15番までのボールの色は、このSULUC社の製品が基準になっています。 そんな中で、最近中国上海の某プラスチック会社製の「CYCLOP」というボールが、アジアを中心にSALUC社の牙城を崩しつつあります。中国や台湾の公式戦はもちろん、日本の公式戦でもこのボールが使われ始めています。今までの見慣...

先日自身のキューのグリップ用の革を手に入れました。牛革をワニ革風にエンボス加工したもので、本物のワニ革と違いかなり安く購入できました。クリップ交換作業は自分にはやはりハードルが高いので、MZ教授に全てお任せで交換していただきました。継ぎ目が何処か分からないくらいにとても綺麗に仕上げていただき、本当に有難う御座いました。 グリップ用はこんな感じで売っています グリップを交換しただけでマイキューの見た目も一新しました。新しいキューを買った時のようにテンションも上がります。今までよりもグリップ力が確実...

広州はもうすっかり夏です。最近は35℃前後の天気が続いています。例年は端午節を境に梅雨が終わり夏の気候に変わりますが、今年は１ヶ月近く夏の到来が早い気がします。これもやはり地球温暖化の影響でしょうか。 5月の月例会は寒いくらいエアコンが効いたビリヤード場で開催されました。今回は個人的にMZ教授の3連覇を阻止すべく臨みましたが、マジシャンMTさんの「的玉が見えれば何でも入れる魔法」に弄ばれ、全く良いところなく敗戦となりました。一方MZ教授も先月から状態がなかなか復調しておらず、残念ながら今月は途中敗退となり...

日本で考案されたビリヤードとボウリングがミックスされたゲームです。10個の的玉を使って三角形にラックし、他のゲームと同様にキッチン内から手球をブレイクします。スコアの付け方はボウリングと同じで1ゲームを10フレームで行い、最高スコア（パーフェクト）は300点となります。対戦方式で勝敗を決める他のゲームとは違い、自分の現実力をスコアで測るゲームといったところでしょうか。 ブレイク後に的玉がポケットインしたかどうかに関わらず、手球現状のままボウリングで言うところの1投目がスタートします。もしブレイクで手球...

グローブ（手袋）を装着するのは、野球やゴルフなどでは手のグリップ力をアップする目的ですが、ビリヤードではシャフトをスムーズに滑らせるために使用します。従ってグローブ装着はキューを握るのとは逆の手（ブリッジ側）で、作りや材質も野球やゴルフのそれとは全然違います。スタンダードブリッジの要となる3本の指と、オープンブリッジの時にシャフトが通る甲の部分の他は露出されていて、メッシュ生地を使うなどで手を蒸れにくくさせるような工夫がされています。 写真のように指先がカットされているのは台の上での滑り防止で...

バックプリントのデザインも決まりましたが、プリントカラー数が多いので、プリント代がかなりアップするとの連絡が業者からありました。多少高くなることは想定内でしたが、見積りを見て良い意味でびっくりしました。日本の感覚ではあり得ない微々たる価格アップで、逆にこっちが申し訳無いと思える程度です。 残すは我々がユニフォームの色を決めるのみですが、選べる色が12色もあり、やはりメンバー全員に意見を聞いても決まるものではありません。 MZ教授より、一着は共通色のユニフォームを決めて購入し、二着目以降は各自好きな...

こっちはもうすっかり梅雨空です。まだ30℃超えの天気ではありませんが、毎日本当に蒸し暑いです。こんな天候の広州では年間半年以上もエアコンをフル稼働するので故障も多く、エアコンの使い始めのこの時期は修理依頼が多くて忙しいと業者が嘆いていました。 4月の月例会はMZ教授が新人AKさんとの優勝決定戦を制して、二回目の連覇で見事通算四度目の優勝を飾りました。ビリヤードが大好きというマイキュー持参のAKさんの娘さんが初参加され、練習の傍らお父さんに熱い声援を送っていました。AKさんは「小さな応援団」の前で9番ボール...

2018年版のユニフォームを作るに当たり、ユニフォームの調達からロゴのプリントまで一貫して請け負ってくれる業者探しから始めました。我々の住む広東省はアパレル関係の業者や工場が多く、広州市にはこの関係の日系を含む多くの外資系企業が進出していることが頷けます。そのためネットショッピングサイトで検索しても、その手の業者は幾らでも見つけることができます。 メンバーから現行のユニフォームよりも速乾性に優れた生地にして欲しいとの要望がありましたが、メタボ体型メンバーを多く抱える我々GBCの要望サイズに応えてくれ...

ビリヤードキューのグリップにはウッド，ラバー，糸巻きと革巻きの4種類があります。ウッドグリップとラバーグリップは主にブレイクキューやジャンプキューに多く使用されておりますが、もちろんプレイキューにも広く使われていて、「ビリヤードの神様」と呼ばれているEfren Reyesもウッドグリップに強いこだわりがあるそうです。この2種類はメンテナンスが比較的容易ですが、特にラバーグリップは劣化するのも早いので、定期的なグリップ交換が必要となります。 革巻きグリップと糸巻きグリップ 糸巻きグリップはリネン糸を巻き付...

ビリヤードキューに取り付ける延伸アイテム「エクステンション」です。 遠い手球を撞かなければならない場合、以前ブログで紹介したメカニカルブリッジか、このエクステンションを使います。メカニカルブリッジは苦手で、どうしても手球を強く撞くことができない人は、このエクステンションがお薦めです。 左は上部のネジ部分をキューの尻ゴムの穴に差し込んで使います。写真のものは某有名キューメーカーのもので、このメーカーのもののみ使用可能とのことですが、各キューメーカーでもほぼ同様のものを発売しているようです。右は汎...

ビリヤードキューのジョイント部分を保護するためにジョイントキャップというものがあります。プレイする時に外してテーブルの上などに置いておくことが多いですが、転がって下に落ちてしまうことも少なくありません。 私は以前こちらのビリヤード場で、隣の台のプレイヤーが連れてきた子供に、このキャップを持っていかれて紛失しかけたことがあります。そんな時にネットでこのジョイントキャップホルダーの存在を知りました。 単なる穴の開いた樹脂プレートですが、キューケースにキーホルダーのように着け、プレイ中にキャップを...

日本では桜前線が徐々に北上し、場所によっては満開になっているようですが、こちら広州も毎日25℃以上の天気が続いております。雨季であるこの時期は曇り空が多く、当然のことながら湿度も高いため、身体がとても重く感じることが多いです。 こんな暖かな天候でも当社の現地社員は、屋外内に関わらずまだまだジャンパーやパーカー等をしっかりと着込んでおります。現地の人からすれば春分を過ぎたとはいえ、まだ旧暦の2月上旬なので寒いという感覚のようです。我々GBCのMZ教授と新人AKさんに至っては既に半袖短パン姿です。この出で立ち...

ビリヤードキューの長さは大よそ150cmで、持ち運びの便宜上シャフトとバット（柄の部分）の2本に分かれています。この2本の継ぎ目の部分はネジ状になっており、これをジョイントと呼びます。この2本の棒の一体感を高め、プレイヤーに違和感を与えないために各メーカーはこのジョイントに様々な工夫を凝らしております。メーカーが別でも共通なジョイントもあれば、同メーカーでもキューのカテゴリーによってジョイントの形状が違ったりもします。 そのためジョイント形状が違うキューの場合は、友人のシャフトだけを借りて試打をさせて...

春節休暇期間中はクラブ活動も休みだったので、久しぶりにメンバー揃っての練習会でした。休暇中に日本に帰国して日頃の広州での練習の成果を試した者や、他国に行って球友とビリヤードを楽しんだ者、広州に残って中国語の勉強に励んでいた者など、各々楽しい春節休暇を過ごしたようです。 つい一か月前には「記憶に無い寒さ」とブログで紹介したばかりですが、広州はもう半袖でも汗ばむくらいの気候です。今の時期は湿度も一気に高くなるのが特徴で、住まいの浴室の鏡が換気扇を回しても真っ白に曇ったり、窓の外側が結露で水滴が滴り...

春節を2月16日に控え、広州もすっかり正月の雰囲気です。街を走る車の数も、通勤の地下鉄での人の数も随分と減りました。ニュースによれば今年の春節での移動人数はのべ30憶人と予想されており、日本に比べ規模が半端ないです。今週半ばには公務員や一般企業も春節休みに入り、広州市内も更に人が減ることでしょう。 2月11日の月例会はハリーSWさんが見事初優勝を手にしました。しかも、なんと全対戦相手から1ラックも奪われない完全優勝です。この記録は今後なかなか達成者が現れない大記録です。本当に素晴らしい。 難しいテーブル...