広州の現状

久しぶりの更新になります。
湖北省武漢市周辺が発生源とされる新型コロナウイルスの影響で、現在我々GBCも残念ながら休部状態が続いております。

春節間近の1月23日に武漢市が、その後その周辺地域が次々と封鎖され、今年の春節はここ広州市の街中からも人影が消えました。通常春節前はスーパーでの買い物もひと苦労するものですが、今年は所謂「買占め」に走る人が多く、春節休暇が始まってからの数日はスーパーから完全に食料品が消えました。広州市は街が封鎖されることはありませんでしたが、各住居エリアでの住人の出入りと部外者の出入禁止などの管理や、住居エリア・ショッピングエリア・公共施設の出入り口での検温も徹底されておりました。不要不急の外出は基本的に禁止でしたので、休暇中をほぼ自宅で過ごした人が殆どだったのではと思われます。
政府の指示により当初の予定よりも長い春節休暇となり、在宅勤務での業務再開をした企業も多かったようです。現在も学校関係は休校状態で、予定では3月末までインターネットを利用した授業を実施していくそうです。そのため、いつもは通勤者や学生達、広州への旅行者達でごった返している地下街も、今現在でもラッシュ時間で写真のような状態です。


徹底した管理の成果が出ているようで、ここ数日間は政府発表の新規感染者が激減しています。今は日本を始めとするアジア近隣諸国、イタリアやアメリカでも感染者が増加しており政府が対応に追われています。一日も早い各国の正常復帰を切に願っております。

こんな状態のなか大変不謹慎ですが、既に2ヶ月近く球を撞いていないため、ビリヤード場の再開を今か今かと待ち望んでいます。定期的にビリヤード場に電話して開店の確認をしたり、何度Mz教授と連絡を取り合ったことか…。
最近の日本の報道で、①風通しの悪いところ ②人が密集しているところ ③人と人の距離が近いところ、これらの場所を絶対に避けるようにと言ってましたが、この全てに当てはまるビリヤード場の開店はもう暫く先になりそうです。