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 ブレイクについて その2

2018-07-09
前回は「ナインオンフット」という新しいルールを紹介しましたが、この他に「スリーポイント」というルールも現在主流となっております。これもやはりブレイクショット用のルールで、ブレイクの後に①的玉が3個以上ポケットイン、②的玉が2個ポケットインで1個以上が「ヘッドライン」を越える、③的玉が1個ポケットインで2個以上が「ヘッドライン」を越える、となっています。これらの条件を満たさなければ相手プレイヤーにプレイ権が移ります。仮にブレイクショットで9番ボールがポケットインしても、上記を満たしていなければ無効となってしまいます。

白い線が「ヘッドライン」

ナインオンフットもスリーポイントもソフトブレイクを禁止するためのものです。しかし実際にやってみれば分かりますが、やみくもにブレイクショットを強く撞いてもスリーポイントのルールを満たせるものではありません。
以前ビリヤードの試合のテレビ中継で、解説の台湾のプロが「台湾のプロ達はブレイクショットで手球をどの辺りに止めて、的玉をどの辺りまで転がすかをコントロールしている(出来ている)」と言っていました。プロともなれば当然のことなのかもしれません。改めてプロの技術力の凄さを感じます。