主な活動場所
前川製作所守谷工場内 ラグビーグランド
守谷市大利根運動公園自由の広場
取手緑地運動公園自由広場・クローバー広場
土浦南部セキショウフィールド
北浦川緑地運動公園サッカー場 など

 祝 第8期生進級について

2021-04-01
卒業とはいわず進級と呼ぶのは有り方としてはクラブチームに近い。次のステージへの進級。高校生として…社会人として…引退後はコーチとして…ここが「生涯を通じてENJOY出来る場所として」という考え方はNZのCLUBではなく地元守谷でクラブチームを立ち上げた人物の考えによるもの。南茨城RSの創設者Kはその教えを受け継ぎU15のラグビースクールを立ち上げた。最初は5人だったか、6人だったか。すべてを暖かく受け入れる。来るもの拒まず去るものは追わず。2代目に引き継がれたときはすでに頑丈な下地は出来ていたが上物をデザインするのはこれからだったか。

作っては直し、荒く使ってればすぐに壊れる。繰り返しながら上手に作れるようになってきたか。第8期生が無事進級した。もちろん入部した全員がそろって進級したわけではない。在籍中はワールドカップ日本大会でラグビーのステイタスは最高潮へ、わずか数か月後にはすべてのラグビーが世界中で停止するまでに追い込まれる。2年時には特別枠で太陽生命カップの雰囲気も味わうことができたが最終学年では公式戦で戦うことはなかった。

「Heaven and Hell」を体感することが出来た。

ラグビーとは?15人の仲間とどっちに転ぶかわからないものを向こう側に運ぶ。なんと15人もそれを邪魔しにくる。どうしたら向こう側にたどり着けるか、そのために何が必要か、みんなで考え実行する。おそらく一人ではできないので協力して。共通理解、意思統一。不測の事態に対応しなければならないこともある。中立な立場の人に怒られることもある。ほとんどうまくいかないし、ミスしたら罰せられる。概ね自分の希望した仕事についている現在だが、私の仕事とは?と問われれば、やってることラグビーと全く同じかと思う。

年をとればとるほど、自分の思うようにはいかないことの方がはるかに多い。小学校の時、何になりたかっただろうか?サッカー選手?宇宙飛行士?いまならユーチューバ―だろうか?自分の希望する仕事についている人はどのくらいいるだろう。まだ中学生。この先はもっともっと大きな困難、地獄(Hell)がやってくるはず。中学はたった3年間だけど、仕事は50年やるし…。やりたい事がやれない場合の方が多いだろう。でも・・・地獄に落ちた時、闇の中で天国を目指した経験とゆかいな仲間がいればきっと救われるだろう。あきらめなければそこは暗くとも天国への道の途中。そして真っ暗な時、誰にもきずかれないようにライトをつけてくれていた人、「こっちだよ」と声をかけてくれた人がいたことを忘れるな。

自己評価では2020日本一のラグビースクールでいいかと思ってます。
進級おめでとう。

南茨城RSは現在進行形。小中の連携、最近流行のアカデミー、Bチームの公式戦、地区ごとの平日練習、高校合同チームの結成、レフリースクール、OBチームの組織化、そして皆さんの目標である単独スクール日本一。もしここに帰ってくる人がいたなら、前例にとらわれず、どうぞ全部ぶっ壊していかしたデザインに作り直してくれる事を期待しています。

さて今週末は何人の新1年生が来るのだろうか?