主な活動場所
登山  
 春秋冬:首都圏近郊の山 
 夏  :日本アルプス、東北の山

定例会
 月一回 : 文京区内施設

 宝登山とロウバイ鑑賞

2025-02-08
天気は良いが風が冷たい2月吉日。
秩父は長瀞にある宝登山(ほどさん)を目指して、秩父鉄道野上駅前に本日のメンバーが集まりました。(5名+山頂合流1名)
目指すは標高497メートルの山頂付近にあるロウバイ園。ちょうど今が見ごろで、山頂付近に3,000本のロウバイ(蠟梅)が咲き誇ります。

ロウバイは蝋細工を思わせる半透明でつややかな花びらが語源と言われ、中国では、ウメ・ツバキ・スイセンとともに「雪中四花」の一つに数えられるそうです。
また英語ではwintersweetと呼ばれ、まさにその名の通り、甘い香りがすることでも有名です。

そのようなsweetyに誘われてでしょうか、野上駅は軽登山の服装をした人人人・・。駅前トイレにも長い列が出来ておりました。

さあ出発。駅から10分ほど歩くと登山口があり、比較的なだらかな登山道が続きますが、駅前から予想できた通りに道中はなかなか混雑。
本日は急がずでよいのではというリーダーTさんの判断もあり、足早にと頂上へと向かう皆さんをやり過ごし、適度に休憩を取りながら、ゆっくりと登っていきました。

「長瀞アルプス」と呼ばれる尾根沿いの山道からの眺望は、なかなか素晴らしいものです。
もうすぐ山頂というタイミングで、少し長い登り階段に差し掛かりましたが、その光景を見ると、通勤時間帯のつくばエクスプレスの秋葉原駅とか千代田線の新御茶ノ水駅のエスカレーターを思い出しました。


ここを登りきり、野上駅を出発して90分を経過した頃に宝登山山頂に到着。眺望は想像を超えて素晴らしいものでした。


足下に広がる黄色いロウバイの花々。奥に見下ろせる長瀞の街の風景。そのバックにそびえたつ秩父連山の山々。
冷たい風が吹き抜ける山頂広場でしたが、景色の良さに寒さを忘れさせてくれるのでした・・が・・やっぱり少し寒いかも!
本当にわずかですが、雪がぱらついた時間もあったくらいです。

ここで簡単に昼食を済ませた後、目的地であるロウバイ園を歩きながら、花の写真を誰が一番上手に撮影できるかコンテスト状態に。


コンテストはHさんが優勝!?
しかし、つぼみもまた綺麗なものですよね。
周りには甘い香りも漂っており、ところが一方では嗅覚には個人差があるようで、
「匂いがした」「分からない」「ちょっと分かった」などの掛け合いがあちこちのグループから聞こえてきます。
またとなりには梅百花園もあり、こちらも部分的に咲いてはいるものの、梅の花のピークはまだ少し先のようでした。春はもうちょっと先かな、、。

この後、秩父三社のひとつの寶登山神社に寄ったり、長瀞駅近くの岩畳を観光した後、
電車で移動して、西武秩父駅前にある「祭の湯」でゆっくりと今日の疲れを取りました。
そして、こちらで食事もすませて「花より団子」を完成させたのでした。参加メンバーが皆満足した土曜日となった気がします。お疲れ様でした!!