主な活動場所
登山  
 春秋冬:首都圏近郊の山 
 夏  :日本アルプス、東北の山

定例会
 月一回 : 文京区内施設

 富士山を拝む金時山、明神ヶ岳縦走

2024-11-17
【実施日】 2024年11月17日(日)
【行程】 金時神社→金時山→矢倉沢峠→明神ヶ岳→宮城野バス停
【歩行時間】 5時間40分 (休憩1時間) 【温泉】宮城野温泉会館
【参加者】 3人
【天気】 曇のち晴れ

箱根の金時山から明神ヶ岳へ、富士山をみながら歩こう、という企画、紅葉シーズンでもあり絶景を期待して参加しました。

まずは箱根湯本からバスで集合場所の金時神社登山口へ。 箱根湯本駅では曇った天気であたりの木々もまだ緑。やはり今年は紅葉遅いのか、とバスに揺られて約40分、登山口に到着するとあたりの木々は色づき、紅葉真っ盛りな感じでした。ラッキー。

早速メンバー合流して、まずは神社にお参りして出発。さすがは紅葉シーズンかつ人気の金時山、家族連れから老若男女まで多くの人で登山道はたまに渋滞するほどでした。
およそ1時間ほどで今日1つ目の金時山登頂。山頂でお決まりの集合写真を撮影後は、金時山の斧をもって各々ポーズをとって撮影。なぜだか一人バットのように斧を担ぐ人もいました。でも意外といい感じ。
そうこうしていると、到着時にはかかっていたガスが切れ始め、仙石原や芦ノ湖、そして富士山の姿も一部がはっきり見えるようになってきました。天気予報通りの展開に気持ちも高まります。

少しおやつを食べて、いよいよ本日の一番の目的、明神ヶ岳縦走スタート。 途中までは、元来た道を引き返す金時山への登山コースですれ違いも結構大変でしたが、分岐後はいっきに登山者の数は減り、快適な尾根道になります。
ちょうど分岐を過ぎたころからは、雲もすっかり晴れて11月とは思えないほどの暖かさ(暑さ?)でしたが、我々の進む尾根道が前方にずっと一望でき、かつ、振り返ると歩いてきた道の奥には金時山がきれいに見えて、アルプスの稜線でも歩いているような感覚が少し味わえ想像以上の景観でした。

明神ヶ岳までは、眺望が開けたり、笹の間を歩いたり、普通に木々の間を歩いたりと変化に富んだコースで、人も少ないのでゆっくりと立ち止まって写真をとったり、それなりに道幅もあるので色々と話をしながら歩けるコースでした。

ただ、思った以上に距離もあり、コースの上り下りもあるので、稜線歩きととはいうものの後半は明神ヶ岳に再度登山という感覚かもしれません。

明神ヶ岳に到着すると。真正面に大涌谷や箱根駒ケ岳、神山を眺めながら少し遅めの昼ご飯。 風もなく11月とは思えない暖かさの中で、下界の紅葉も見ながら食事を楽しみました。

食後は一路、宮城野のバス停へ。コースタイムが1時間30分となっており、長いなぁ~と言いながらスタートしましたが、話をしているとあっという間に下山。
そのまま温泉に直行して気持ちよく汗を流しました。

順調な登山も帰りは紅葉シーズンの箱根でバスが途中から大渋滞に巻き込まれましたが、3人で相談して急遽大平台駅でバスから箱根登山鉄道に乗り換えて渋滞も回避。
その後小田原駅に出てお疲れ様会。 おいしい料理とお酒、そして山話等々、たっぷり盛り上がり、最後は電車に乗って解散でした。
天候にも恵まれた紅葉もドンピシャのタイミングでの縦走企画、景観も、紅葉も、コースも期待以上でした。 企画ありがとうございました!