主な活動場所
登山  
 春秋冬:首都圏近郊の山 
 夏  :日本アルプス、東北の山

定例会
 月一回 : 文京区内施設

 三国山とススキ

2024-10-26
■日程 2024 年 10月26日(土) 日帰り
■集合 AM10:10 富士急バス 籠坂峠バス停
■行程 籠坂峠-アザミ平-大洞山-三国山-明神山-パノラマ台-三国山ハイキングコース入口

富士山周辺の山中湖近辺には、ハイキングに向いた気持ち良い尾根歩きが楽しめる山が多く、その一つの三国山周辺に登ってきました。
この季節には、ススキの大群落があり、それを鑑賞するのも目的です。

首都圏からは、アクセスが少し遠く、富士周辺の山に行くには、早朝出発が必須です。今回は、入山には、富士急行ではなく、御殿場駅からバスを選択しました。御殿場線は、単線のローカル線で情緒があります。しかし、列車は、快適で、人も少ないので、のんびり座って車窓を楽しむことからスタート。御殿場からのバスも、人は少な目。ただ、途中で海外の観光客が乗ってきて、富士山観光の人気を感じました。

籠坂峠で、降りたのは、我々のみ。さすがに、周辺の山までは、観光客も来ないようで、前半は、ほぼ、二人で、のんびり歩きます。
広葉樹の森がきれいで、歩いているだけで、健康になるような山歩き。登山口の標高も高いので、標高差は、200mほどで、体力面の心配もなく歩きます。ところどころで、花も咲いており、秋の花も楽しめました。





ひとしきり登ると、ところどころで、広々とした広場のある尾根歩き。ただ、残念ながら、雨は降らないものの、ガスが立ち込めて、富士山はもとより、視界はあまりよくありません。ただ、霧の中の森は、趣があり、幻想的な風景を味わって進みます。

いくつかの小ピークを越えて、三国山に到着して昼食を取ります。ここには、登山客がたくさんおり、団体客も。この日、山での一番の賑わいでした。

昼食後、降りて登り返して、鉄砲木の頭に向かいます。ここから、ススキの大草原がはじまります。一面のススキの中を、登っていき、霧の中に木が浮かび上がるさまをみながら、山頂に。ここは、誰もおらず、静かな山頂を堪能し、山中湖に向かい降りていきます。途中から、山中湖が見え始め、ススキと山中湖の風景をみながら下ります。ひとしきり降ると、山中湖。この標高では、霧はなく、山中湖が一面に見えます。のんびり周囲を歩きながら、平野バス停に向かいます。到着して、観光客向き(?)のハンバーガー屋さんで、一休み。



あとは、帰るのみ、と。高速バスに乗ろうとしますが、予約満杯。富士急行周りで帰ることにします。
が、バスが遅延し、途中のバス停では、大勢の観光客が乗ってきて混み混み。観光客相手で、バスの運転手さんも、大変そう。観光客に対して、人手が足りていない。駅に着くと、今度は、列車の指定席が完売。富士観光の人気のほどを味わいました。富士山周辺に行くときは、帰りの交通機関の手配をしておいた方がよいですね。

山はのんびり気持ちよく歩けたので、今度は、富士山が見れるときに、再度訪れたい。