主な活動場所
登山  
 春秋冬:首都圏近郊の山 
 夏  :日本アルプス、東北の山

定例会
 月一回 : 文京区内施設

 唐松岳(2695m)、五竜岳(2814m)

2024-09-07
【日程】2024年9月7日(土)~2024年9月8日(日)
【集合】八方ゴンドラ駅駐車場
【行程】1日目:八方駅→八方池山荘→八方池→唐松岳頂上山荘→唐松岳→唐松岳山頂山荘→五竜山荘(歩行時間約5.5時間) 2日目:五竜山荘→五竜岳→五竜山荘→中遠見山→小遠見山→地蔵の頭→アルプス平駅→エスカルプラザとうみ駅(歩行時間約5.5時間)
【参加】2名

みなさんこんにちは。今回のブログ担当Fです。
のろのろ台風の影響がなくなった週末、唐松岳と五竜岳に登ってきました。
私がこの山に登るのは2回目。初めて登ったのは2017年7月でした。八方池の美しさ、五竜山荘で飲んだポンジュースと下山後に飲んだスイカジュースの美味しさは今でも覚えています。ただ、五竜岳の山頂は真っ白で何も見えなかったので、今回は晴れるといいな。

登山口までは現地集合なのでどうやって行こうかいろいろ悩みましたが、今回は新幹線とバスを利用して前泊することに。新幹線で長野駅まで行き、長野駅からは予約不要の高速バスで約1時間です。
長野駅までの新幹線は「あさま」を利用。「かがやき」より20分ほど時間がかかりますが30%割引の切符が販売されているためです。しかし私が気づいた時には普通車の割引切符はすでに売切れ。でもグリーン車はまだ残っていて、普通車の通常料金よりも安く購入することができました。安かったのになんだか贅沢した気分です。

□前日:2024年9月6日(金曜日)
前泊するため休みを取ったので、長野駅で少し観光。蕎麦を食べ、善光寺を観てから高速バスで白馬五竜へ。
宿泊したのは「白馬五竜ペンション&ログコテージあるむ」。下山するエスカルプラザの近くです。送迎サービスがあり、下山後にもお風呂を利用させてもらえるとのことで決めました。夕食も美味しかったので機会があればまた利用したいです。

■1日目:2024年9月7日(土曜日)
6:45 八方ゴンドラ駅駐車場(770m)
ペンションの方に送ってもらい10分ちょっとで到着。
企画してくれたIさんと合流。双六岳以来ちょうど1年ぶり。ゴンドラが動き出す8時まで朝ごはんを食べたり立ち話をして過ごす。
ゴンドラと2つのリフトに乗り1,830mまで登る。標高が上がるにつれて気温が下がるのがわかる。そして徐々に霧が濃くなる…
8:45 八方池山荘(1838m)スタート
いよいよ登山開始。最初の分岐の看板。右はhard、左はeasyとのこと。私は久しぶりの登山なのでeasyを選択。木道が多くて歩きやすいが、みんなこちらを選ぶのか行列が続く。行列は苦手。妙な圧力を感じてしまい、写真を撮るのもためらってしまう。
9:39 八方池(2067m)
天気のせいか思い出が美化されたのか、私の記憶の方がきれい。白馬三山も霧で隠れたまま。

10:33 扇雪渓(2322m)
雪はないが確かに涼しい。良い休憩場所になっていた。
11:45 唐松岳頂上山荘(2627m)
ここで昼休憩。多くの人が山荘のカップラーメンを食べている。Iさんもラーメンを作りだした。涼しいので美味しそう。
12:32 唐松岳(2695m)
真っ白。団体客で混雑していたので頂上標で写真を撮って退散。
途中、目の前の霧が晴れて明るくなった。途端に景色が輝いて見える。風も心地よくとても気持ちがいい。
唐松岳頂上山荘に戻り五竜山荘に向かう。ほとんどの人は唐松岳までのようで、ここからは一気に静かになった。鎖場もあるので安心する。
また私の記憶とは違い「牛首の鎖場」はすぐに現れた。恐怖はないが不安はある。注意していても注意が足りないのではないかという不安。また、岩が角張っているので服の上からでも擦り傷を負う。後ろからの圧力がなくてよかった。

15:17 五竜山荘(2485m)
唐松岳から先は人が少なかったのに山荘には多くの人が。ほぼ満室のよう。みんな早いのか別の道から来たのか。そしてポンジュースは、ない…。
夕食はカレー。贅沢は言えないが、スパイス料理研究家がカレーは温度が重要と言っていたことを思い出す。
「ヤマテンによると早朝は晴れる」との会話を聞き、明日は朝ごはんの前に五竜岳に登ることに。午後は雨予報なので早めに下山したい。ペンションの人の話によると天気予報はあまり当たらないとのこと。ここ数日も雨予報なのに全然降っていないらしい。明日も外れることを祈る。
寝床はかいこ棚の2階。仕切りはなく、敷布団の幅は通常の半分くらい。幸い隣は空いていて、いつものように横を向いて寝ることができた。消灯は8時半だが、星空も期待できないので早々に就寝。

■2日目:2024年9月8日(日曜日)
3時半頃になると準備を始める音が聞こえだし、4時には電気がついた。
4:24 五竜山荘スタート
真っ暗だけど真っ白なことがわかる。風も強い。ヘッドライトを付けて慎重に進む。
途中まわりの霧が晴れることはあったが、山頂付近は白いまま。
5:17 五竜岳(2814m)
今回も真っ白。偶然にも夕食で同じテーブルだった2組と一緒に。親子の男性2人はこれから鹿島槍へ行くとのこと。お気をつけて。

6:21 五竜山荘
山荘で朝食。
7:24 下山開始
鎖場あり階段ありでけっこう急。もちろん登りもある。私は膝に不安があるので下りは苦手。笹をつかみながら進む。でもこの道は大変なだけではない。ブルーベリーがたくさん!五竜ブルーベリーロードと名付け、手を赤くしながら進む。
8:20 西遠見山(2265m)
9:04 大遠見山(2106m)
9:34 中遠見山(2035m)
10:03 小遠見山(2002m)
11:16 地蔵の頭(1671m)
11:39 アルプス平駅(1525m)ゴール
脚がガクガク。すでに筋肉痛が始まっている。そして楽しみにしていたスイカジュースは、ない…。ギリギリあるかもと期待していたがスイカの時季は終了。かわりに長門牧場のソフトクリームを食べる。私の好きなさっぱり系だ。
ゴンドラに乗りとうみ駅へ。エスカルプラザに到着し、お風呂に入り、昼食をとり、15時のバスで解散となった。

今回も残念ながら山頂は真っ白でしたが、鎖場は楽しいし、霧が晴れた瞬間はきれいな景色も見ることができました。涼しくて心配していた雨も降らず無事登りきることができてよかったです。機会があればまた挑戦してみたいです。
Iさん、企画ありがとうございました。またよろしくお願いします!