主な活動場所
登山  
 春秋冬:首都圏近郊の山 
 夏  :日本アルプス、東北の山

定例会
 月一回 : 文京区内施設

 ヤビツ峠から塔ノ岳

2022-12-25
2週間前の矢倉岳は、季節外れの暑さで、シャツ1枚で登りましたが、それから二週間で一気に季節が進みました。
冷たい風が吹き抜ける中を登っていきました。

ヤビツ峠から歩き始めると、Gさんが「天気予報だと晴れだったですけど、青空見えないですね」と。
確かに、晴れマークしかなかったので快晴を予想していた私も、少し残念だなと思いながらも、山の天気はわからないからかな。と半分納得しかけました。

ところがGさん、「私が塔ノ岳登った時に、晴れたことがないんですよね」と言い出します。
すかさず、「このガスはGさんのせいだったんだ」と言って、メンバーも納得です。
と言いながら、天気が良くなるようにと祈っていました。

そんなかんなで登っていくと、二ノ塔までの1時間の登りが意外とキツかった。
木の階段が、踏み幅や足のあげる高さが決められていて自分の好きなようにできないので、余計疲れたのだと思います。

Fさんも、「木の階段が疲れる」と、後ろでつぶやいています。

二ノ塔に着き、行動食を食べようとザックを漁っていると~~。
Fさんは優しいです、どら焼きをGさんと私の分まで持ってきてくれたのです。すぐにかぶりつきました。美味しい!
Fさんは美味しいモノを知っています。以前も美味しいチョコケーキを持ってきてくれたし。

次は30分もかからずに三ノ塔に着きました。三ノ塔から塔ノ岳を見ると、いまだにガスっています。Gさんなんとしてください。
縦走路もガスで、見えたり見えなかったりといった感じ。でも縦走路を見るとやる気がでてきました。


そこからは、山肌に咲くマユミのピンクの実があったり、長い鎖場で登りと下りが同時には鎖を使えず渋滞したり、しながら、ついにガスが少しずつ取れていき、ガスのない塔ノ岳に着きました。晴れ〇〇〇の二人の勝利です。

ですが、富士山には雲がかかっていて、Fさんが「頂上は富士山みえるんですよね?」と言っても、どこに富士山があるのやら?「あれが富士山の裾?」なんて感じ。

ところが、昼飯を食べ終わると、綺麗に富士山が見えました。やった!

Gさん曰く「自分が塔ノ岳に来た中で、一番景色がいいですよ」 Fさんと私に感謝しなさいと思いながら、下りをスタートします。

下りでは、途中、もみじの紅葉のトンネルを歩くこともできました。

最後は観音茶屋で牛乳プリンを食べました。プリンといいながら食感は寒天で???でも、美味しくいただきました。

3人とも、6時間の行程を歩ききって、富士山も見ることができて、大満足な山行になりました。