大山三峰山
2020-03-27
日程:2020年3月20日(金・祝)
天気:晴天
行程:煤ケ谷バス停ー物見峠ー大山三峰山山頂ー不動尻ー広沢寺温泉入口バス停
参加者:8名
本厚木駅よりバスに乗り、数十分。煤ケ谷バス停で下車。御安心処を借りてから、9:30に出発。春の花咲く煤ケ谷集落を抜けて、樹林に入る。葉の落ちた照葉樹の木々を通して、真南に江ノ島を遠望する。10:30物見峠への分岐で一本した後、ガレた斜面をトラバース。「経験者向き」「引き返す勇気を」とやたら下山させたがる注意看板。少しずつ高度を上げ、10:55に物見峠。強風が峠を吹き抜ける。
稜線では痩せた尾根のアップダウンが続く。西側の斜面が崩落している。注意看板も「注意して行け」「この先崩落地」と、下山させるのを諦めている。西からの風が冷たい。
山の名の謂われは、峰が三つに分かれているところから来たものと想像する。急傾斜の登りを経て、11:45何もない北峰を通過。 真新しい鎖をはわした岩場を幾度と通過する。12:25中峰着。漏れ聞く話では、西面に並ぶのは、蛭ヶ岳の稜線だとか。風あり、青天に雲もなし。
狭い頂上をやりくりして昼食をとり、13:00出発。南峰にも何もない。鎖場を数度経て、急傾斜のつづら折りを下りていく。水音がして、そのまま沢沿いの滑りやすい路を行く。沢を下り、なぜか不動尻と呼ばれる広野に出ると、ほぼ満開のミツマタ。ある意図を持って植えたか、天然の群落かは判然としないが、ここで大休止。ここから、林道をひたすら下る。今朝バスで通った県道まで下りて、16:00に広沢寺温泉入口バス停。バスに乗り、帰途に付く。
春の彼岸。バス停に差す日差しはまだ高い。陽は、山の端の、さらに上。