音楽の時間 4 <打楽器>
2019-12-25
〈打楽器〉
打楽器は音階のある鍵盤楽器もありますが、基本的にはドレミはありません。
それでも、管楽器と同じように音楽を感じて演奏しなくてはなりません。
指揮に合わせているつもりでも、音がぜんぜん遅いことがあります。
紙谷先生の合奏の時、よく「お・そ・い」と言われました。撥を当てて放した時に音が出るとか、指揮との距離とか、振りかぶっている動作にも遅れる原因があるかもしれません。
紙谷先生の師である斉藤秀雄先生の「指揮法教程」の第1章にこうあるそうです。
『太鼓を叩く人の動作を見ていると、その人が撥を持ち上げてから打ち下ろして太鼓を叩く瞬間に、それを見ている人が一緒に手を打ったり、声を出したりすることが出来るであろう。こういう我々の日常に見られる“叩く”ということの、最も単純で自然な動作を抽象して指揮法としたのがこの打法である。』
我ら打楽器隊は指揮者と同じ動きをするべきなんだと思います。手拍子1つにしても、次の音への動きをみせていかなくてはならないはずです。おもちやのように機械仕掛けにならないように。
それから、いろいろな叩きかたを研究して、音楽にあった音を出していきましょう。
打楽器は音階のある鍵盤楽器もありますが、基本的にはドレミはありません。
それでも、管楽器と同じように音楽を感じて演奏しなくてはなりません。
指揮に合わせているつもりでも、音がぜんぜん遅いことがあります。
紙谷先生の合奏の時、よく「お・そ・い」と言われました。撥を当てて放した時に音が出るとか、指揮との距離とか、振りかぶっている動作にも遅れる原因があるかもしれません。
紙谷先生の師である斉藤秀雄先生の「指揮法教程」の第1章にこうあるそうです。
『太鼓を叩く人の動作を見ていると、その人が撥を持ち上げてから打ち下ろして太鼓を叩く瞬間に、それを見ている人が一緒に手を打ったり、声を出したりすることが出来るであろう。こういう我々の日常に見られる“叩く”ということの、最も単純で自然な動作を抽象して指揮法としたのがこの打法である。』
我ら打楽器隊は指揮者と同じ動きをするべきなんだと思います。手拍子1つにしても、次の音への動きをみせていかなくてはならないはずです。おもちやのように機械仕掛けにならないように。
それから、いろいろな叩きかたを研究して、音楽にあった音を出していきましょう。