音楽の時間 2
2019-12-09
平均律と純正調
この違い知っていますか?
音階を吹く時に何に合わせて吹いていますか?
簡単に言うと、平均律はピッチが均等な音階。ピアノの調整はこれですね。
純正調はハーモニーとしての音階。
ピアノで和音を弾くと僅かな濁りが聞こえます。これを美しく聞こえるようにするには、三和音なら三音を少し低くとる必要があります。
この純正調のハーモニー、理解・努力・経験が必要かと思います。感覚だけでは日本人には難しい…。
紙谷先生の著書の中に❝音程のセンスの問題❞というページがあります。
『長い間、日本人が親しんできた音楽は、ドレミファの西欧の音楽ではありませんでした。石造りの残響豊かな建物で生活してきた西欧の人々は、残響の美しさから生まれた和音とドレミファによる音楽を楽しむセンスを持っています。私達日本人は、残響に関心が薄いこともありますが、ドレミファとは異なる音階の音楽センスを持っているので、西欧風の正しいドレミファ音階を自分のものにするのは大変難しいことのようです。』
大変難しいからと言って諦めていては、西欧の音楽をやる意味はありません。
幸い団には、榊原氏寄贈のハーモニーディレクターがあります。大いに活用して純正調を理解し身につけていきましょう。
この違い知っていますか?
音階を吹く時に何に合わせて吹いていますか?
簡単に言うと、平均律はピッチが均等な音階。ピアノの調整はこれですね。
純正調はハーモニーとしての音階。
ピアノで和音を弾くと僅かな濁りが聞こえます。これを美しく聞こえるようにするには、三和音なら三音を少し低くとる必要があります。
この純正調のハーモニー、理解・努力・経験が必要かと思います。感覚だけでは日本人には難しい…。
紙谷先生の著書の中に❝音程のセンスの問題❞というページがあります。
『長い間、日本人が親しんできた音楽は、ドレミファの西欧の音楽ではありませんでした。石造りの残響豊かな建物で生活してきた西欧の人々は、残響の美しさから生まれた和音とドレミファによる音楽を楽しむセンスを持っています。私達日本人は、残響に関心が薄いこともありますが、ドレミファとは異なる音階の音楽センスを持っているので、西欧風の正しいドレミファ音階を自分のものにするのは大変難しいことのようです。』
大変難しいからと言って諦めていては、西欧の音楽をやる意味はありません。
幸い団には、榊原氏寄贈のハーモニーディレクターがあります。大いに活用して純正調を理解し身につけていきましょう。