主な活動場所
年中 毎週水曜日19時~21時 鳥取ドーム(屋内オムニコート2面)で活動しております。 

夏期 毎週土曜日13時~体力の続く限り 市民コート(屋外オムにコート)で活動しております。 
こちらは専用掲示板の参加希望日に書き込みすると誰でも参加できます。 
急にテニスしたくなった時など、お相手いたします。 活用してください。 
http://www1.rocketbbs.com/110/undoko.html

 ラケットカスタム② ~適正グリップサイズ 及び 基本的作業工程~

2019-02-25
そもそも、グリップサイズ G1ってどう意味かご存じ?
テニス仲間の中には5年以上の経験者でも意外に道具に付いて無知な事に驚く。 
例えばグリップにサイズがあることや、同じウエイトでバランスで振り抜きが変わる事。 特にストリングに関しては驚くほど無関心な方が多い。 ストリングに関しては先に話したカルネオの奮闘記で後ほど話すとしますね。 

私がテニスをはじめた頃、グリップサイズに疑問を持ったときの事です。 ネットで調べていたところ、詳しく解説していたSOHOストリンガーさんのHPを見つけ、これを元に今のグリップサイズになっております。
SOHOストリンガーさんのHPです。 
http://gut.yyr.co.jp/GripSize/index.html
サイズアップまでの計算式とか紹介しようと思いましたが、久々に閲覧したら、サイズアップの方法も記載されてますね。(笑) 
と、言うことで計算方法は割愛させていただきます。

これでいくと私はグリップ8になります。 これを試すのにオーバーグリップを何重にも巻いて試したのですが、3巻ぐらいから円柱化していくのでグリップチェンジすると、面がどこに向いてるのか分からなくて大変でした。 その当時は8までカスタムなんて考えませんでしたが、カスタムショップで5にしていただいた時に、しっくりきたので今は5,6ぐらいに落ち着いております。 今、自分でカスタムしたとしても8まで加工するとバランス崩れちゃいますしね。 
  
通常、私はスペーサーにグリップチューブを使います。 電線の接続部分を保護する熱収縮チューブという物が有ります。 暖めるとチューブが収縮して密着するというもので、原理はこれと同じでリプレスメントグリップ(元々のグリップテープ)を剥がしたところにこのチューブを被せ、ドライヤーで暖めると収縮し密着。約0.5mmの厚さになります。 後はリプレスメントグリップを戻せば完了。 これは便利です。 1サイズアップならほとんど手間無く出来ます。 (ちなみに、私は電線用の熱収縮チューブを使用してますが、全く同じです。) ただ、二枚重ねはお勧めしません。 角が出にくいので、グリップが丸くなります。 私の場合、2サイズアップの場合はグリップとグリップチューブの間に0.5mmのスペーサー(ビデオカセットのケースを切断したもの)を入れております。 ショップにてカスタムしてもらったときは、グリップエンドキャップもサイズに合わせたものに交換してくれましたが、そこまでしなくてもね~ 以前はグリップ部分にだけスペーサーを入れて、(この方が長方形なので加工しやすい。) グリップエンド部分はグリップチューブだけでやしたが、エンド部分との高低差が減り違和感があるので今はグリップエンド部分もスペーサー入れることにしています。 (エンド部分は台形に加工してます。) 
スペーサーは動かない様に固定します。 私は両面テープで固定します。 これをやらないと、チューブの中で動き重なったりするので重要です。 後はチューブを被せてドライヤー(私は仕事上、ヒートガンを所有しているのでそれを使います)で、グリップエンド側からあぶっていきます。 ドライヤーなら先端に電熱線が見えるタイプ(旧型?)じゃないと上手く収縮しません。 
チューブは縮む(短くなる?)ので早い段階で最初の位置を修正をします。 全て縮んだ後では短くなった場合、調整は厳しくなります。 後は冷えたらリプレスメントグリップを巻直して終了です。

先に触れませんでしたが、リプレスメントグリップは通常、ステープル?(ホッチキスの針の太いの)で、固定されています。 これを薄いマイナスドライバーで抜くのですが、最後に同じ穴に打ち込みます。 もちろん、タッカーがなくても金槌で打ち込めば別の位置でも留まりますが、過去にこれが原因で使っていた後に、粉々に割れた経験があるのでお勧めしません。 その為、位置はマーキングしておき、被せるスペーサーにも穴を空ける必要があります。 これ、意外と重要です。
あと、太くなった分リプレスメントグリップで巻ける長さはは短くなります。 よって、すこし上の方から元グリップが顔を出します。 上手くオーバーグリップを巻けば隠れますが、例えば重ね部分を多くして短く巻く人などは見えちゃいます。 気になる方は新しいリプレスメントグリップを用意する必要があります。 (私は気にしないのでむき出しです。(笑)) 

さて、工程の説明は終了。 次回は実際のカスタムに入っていきます。 



グリップチューブの使用状況(引用)

ヒートガン (ドライヤーでも先端に電熱線が露出しているものは使えます。)