良い指導者

私は３１歳で友人の紹介でテニスを始めた。　今思えばテニスをする環境としては恵まれていた気がする。　他に幼なじみが入っているサークルにも入れたし、行きつけの居酒屋のマスターもテニスプレイヤーだったこともありテニスする環境は整っていた気がする。　紹介してくれた友人は硬式テニスは初めてだったが、高校時代軟式で全道大会で第一シードになったことのある選手でした。　その彼が硬式テニスを始める上でスクールに通い、一番下のクラスから受講したと聞き、私もそうすることにした。　今思えば、これは正解だったと思える。　ある程度スポーツ経験者ならボールを打つなんて事は容易に出来ると思います。　なので、一番下のクラスなんて物足りないと感じるはずです。　ちなみに、私の通っているインドアテニスＦ・Ｒさんは、当時、Ｌ１（フォアーストローク中心）Ｌ２（バックストローク中心）Ｌ３（ボレー及び雁行陣でのダブルス）Ｇ１（平行陣でのダブルス）　なんて感じで分かれていた気がします。　しかも昇級はコーチから言われて初めて出来る仕組みで、このＬ３からＧ１に上がるのがとても大変だったのを覚えています。
コーチに言われたのが週一のレッスンとそれを実践出来る場所が他に２回あれば順調に上達していくよ！　釧路なら３年でA級、5年で優勝そして都市対抗選手になれる。と、言われました。　都市対抗選手は無理でしたが、6年でA級優勝までは順調に達成できました。　そうです。　私には週一、良い指導者のレッスンと他2回以上の練習日。　しかも、自分より上手な人と練習できた環境があったわけです。　
　
さて、ここで高校からの経験者についてです。　私は高校経験者と聞くと釧路のトップクラスの選手を思い浮かべます。　良い指導者の元でテニスを習った者、指導者に恵まれない者でもスクールに通い基本を学んだ者です。　これ、本当に大事です。　高校によっては先輩が指導者であったりすると思います。　その先輩は指導者として一流でしょうか？　基本さえ知れば応用は考えながら出来ます。　ストロークやサーブは一流なのにボレーは三流という高校経験者を山ほど見ます。　とにかく、基本は大事です。　変な癖が付く前に、正しく教えてくれる者に習うのが上達への近道です。　心に留めておいてくださいな。