2016年度洛陽合宿 感想
2016-05-10
毎年恒例といった感がある洛陽合宿ですが、今年は4/30~5/2の労働節を利用しての開催となりました。5月といっても初旬だし、そんなに暑くはならないだろうと思っていたら、予想を反して30℃超えの中での練習となり、一足先に夏を体感できました(笑)
さて、今回の合宿では個人的に「外ご飯もおいしい」「積み重ねの実感」、この二つが特に大きく心に残っています。
まず「外ご飯もおいしい」ですが、いつもの合宿では朝食・昼食は主に大先生の武術館にてご用意いただいています。勿論、武術館でのご飯も毎回の合宿の楽しみの一つですが、今回は大先生や塚本先生の兄弟子の方と外に食べに行ってみました。
これが、とてもおいしかったです。素朴な味わいではありますが、また食べたくなります。
上海でもマントウや包子などを2、3元位で食べながら「中国は物価上昇中とはいえ、ローカル食は日本にくらべまだまだ安いね~」などと思っていましたが、金額はその比でなく、また美味しい!特に3日目の朝食はあれもこれも、食べてしまいました。
今回の合宿に参加されなかった方は、次回、是非、「朝ごはんも外で食べてみたい!」と先生方にリクエストされることをお勧めします。
次に「積み重ねの実感」です。
私が皆さんと一緒に学んでいる太極拳は、表演系ではなく、また大会にも参加しないため、○○大会で何点を取った、○○賞を獲得した、という評価はありません。
そして私自身、評価や達成感を得るため、というよりただ自分がやりたいから、もっと太極拳を知りたいからという気持ちに基づいて、(できるだけ)毎日、練習をしています。
ですので、先生や一緒に学ぶ方々から「うまくなったね」と言われることがあれば「あれ、そうかな?じゃあ、そうかも。」と、なんとなく思う程度で、あまり自分自身で練習の成果を実感することはありません。
ですが、今回の合宿では大先生の指導の際に、以前に比べて言われたことが再現できていると手ごたえを感じ、また指導の内容自体の理解も以前に比べてできていると感じられました。
勿論、指導自体が中国語ですので、自分の中国語を聞く力が前よりもついた事も関係していると思います。ですが仮にティンリーだけができていても、自分の中に太極拳で積み重ねた修練が無ければ聞いている言葉は、単に言葉としての理解しかできないかなと思います。
今回の合宿では、説明されていること、また大先生の要求されていること、それらが今までの自分の練習等で得てきた経験と、まるでパズルのピースがはまるように合致するような感覚を、いくつかではありますが体験することができました。
このほかにも、他の方が先に感想を述べられているように塚本先生の拝師の儀式や王雁一門武術館訪問等も、とても心に深く残っています。
特に拝師の儀式は、脈々と受け継がれてきた伝統が、まるで可視化されたような印象を受けました。
最後になりましたが、今回、貴重な体験をさせていただけた事、貴重な体験をする機会に巡り合えたこと、この合宿を一緒に体験できた皆さまとのめぐりあわせ、すべてに感謝をしたいと思います。
ありがとうございました!!
さて、今回の合宿では個人的に「外ご飯もおいしい」「積み重ねの実感」、この二つが特に大きく心に残っています。
まず「外ご飯もおいしい」ですが、いつもの合宿では朝食・昼食は主に大先生の武術館にてご用意いただいています。勿論、武術館でのご飯も毎回の合宿の楽しみの一つですが、今回は大先生や塚本先生の兄弟子の方と外に食べに行ってみました。
これが、とてもおいしかったです。素朴な味わいではありますが、また食べたくなります。
上海でもマントウや包子などを2、3元位で食べながら「中国は物価上昇中とはいえ、ローカル食は日本にくらべまだまだ安いね~」などと思っていましたが、金額はその比でなく、また美味しい!特に3日目の朝食はあれもこれも、食べてしまいました。
今回の合宿に参加されなかった方は、次回、是非、「朝ごはんも外で食べてみたい!」と先生方にリクエストされることをお勧めします。
次に「積み重ねの実感」です。
私が皆さんと一緒に学んでいる太極拳は、表演系ではなく、また大会にも参加しないため、○○大会で何点を取った、○○賞を獲得した、という評価はありません。
そして私自身、評価や達成感を得るため、というよりただ自分がやりたいから、もっと太極拳を知りたいからという気持ちに基づいて、(できるだけ)毎日、練習をしています。
ですので、先生や一緒に学ぶ方々から「うまくなったね」と言われることがあれば「あれ、そうかな?じゃあ、そうかも。」と、なんとなく思う程度で、あまり自分自身で練習の成果を実感することはありません。
ですが、今回の合宿では大先生の指導の際に、以前に比べて言われたことが再現できていると手ごたえを感じ、また指導の内容自体の理解も以前に比べてできていると感じられました。
勿論、指導自体が中国語ですので、自分の中国語を聞く力が前よりもついた事も関係していると思います。ですが仮にティンリーだけができていても、自分の中に太極拳で積み重ねた修練が無ければ聞いている言葉は、単に言葉としての理解しかできないかなと思います。
今回の合宿では、説明されていること、また大先生の要求されていること、それらが今までの自分の練習等で得てきた経験と、まるでパズルのピースがはまるように合致するような感覚を、いくつかではありますが体験することができました。
このほかにも、他の方が先に感想を述べられているように塚本先生の拝師の儀式や王雁一門武術館訪問等も、とても心に深く残っています。
特に拝師の儀式は、脈々と受け継がれてきた伝統が、まるで可視化されたような印象を受けました。
最後になりましたが、今回、貴重な体験をさせていただけた事、貴重な体験をする機会に巡り合えたこと、この合宿を一緒に体験できた皆さまとのめぐりあわせ、すべてに感謝をしたいと思います。
ありがとうございました!!