合宿について

2016-04-26
皆様

内輪の事ですが、この内容は外部公開で行きます。

いよいよ、合宿の日が迫ってまいりました。

本科の殆どの皆さんが参加となります。水月班でも数名の参加です。

この合宿も前身団体から数えれば既に9回目に成ろうかとしています。

技術の伝授は私であれば可能です。ですが、文化と精神の伝授は体験でしか習得
出来ないと私は思うのです。
私の修業時代は日本文化とは隔絶された、完全なる中国世界の中で過ごす羽目に
なりました。辛い事が沢山ありました!!!。。。。いえ、結構楽しかったです。
日本と同じ、日本に当てはめたり、日本を探すと大変ですが、その地域の独自性や
良い処に目を向けると、沢山の『自分の発見』があります。

太極拳の成立過程、中国文化や生活と言うものの理解が深まると技術の上でも
様々な向上の糸口を見いだせます。

単純な上達だけでなく、なぜできなかったのかの発見も大事です。

僅かに3日間の合宿ですが、それぞれが課題を持って臨みましょう。


ここまで書くと、かなり硬い印象になりますが、シャンハイで暮らす、若しくは
外人向けのサービスに慣れて来た私達にとって、とても楽しい3日になる事と
思います。

では各自、忘れ物無きように。


補足です。

私は自分の時間と可能性を長い事使ってここまで来ました。伝人ですし、
出来て当たり前です。ここからは皆さんが、私に近づく努力を期待します。
また、次の代を考えて行かなければならないと言う事でもあります。


塚本