陳氏太極拳と他派の技術融合はやめた方が良い

2016-04-02
みなさま

本日はちょっと衝撃な事を書いていきます。

太極拳と他の武術を併修しない方が良いと言うお話です。

現代に生きる私達にとって、あらゆるサービスは画一化若しくは普遍化の様相をたどっています。

どんな感じかと言うと、○○と言う料理は○○な味付け、成分は○○。値段は○○。

こんな感じでしょう。そこの範疇から外れると偽物と認知されます。

しかし、その定義を唱え、権威づけしている機関はいかなる文化的な実力を持って発信しているのでしょうか?


さてと。日本人にとって海外の文化である太極拳については『これだ』と言う権威づけが当然ながらされています。
ですが、その権威の源とはどこが保証しているのでしょうか?保障の理由は?普遍性は?

見極めねばならない事は沢山あります。太極拳世界には既に様々な利害と矛盾が生じています。私自身がそれに対してNoを声高に叫べば、愛好家さんや努力する人達の気持ちまでも挫きかねない。ですので、今は一言語るのみです。


太極拳の歴史は500年程です。しかし、中華文化の精髄の発露です。
他の武術や健康法との再ミックスは不可能です。特に健康法では。

高みに至るにつれ、ミックスは矛盾と齟齬を生み、練習者の様々な事を破壊していきます。

味わうのであれば一つの事を徹底的に頑張った方が良い。


すなわち、ヨガはヨガ。太極拳は太極拳。


寿司とカレーを混ぜて食べるのは如何か?

塚本