人の身体は最後まで成長し続ける

2016-01-21
皆様

こんばんは


仕事のプレッシャーで実はしばらく睡眠不順でした。
この歳でプレッシャーを受けて眠りが浅いと言うのもナサケナイものですが、まあ仕方ない。それだけ真剣だったのだと思いたいです。

・・・・・更新していなかった言いわけです。


 はい。 ホントはちゃんと寝ていました。プレッシャーはホントですが。


さて、ちょっと意外なお話を。

20代を超えると段々と老化が始まる。


と言う言葉にとらわれてはいけません。
確かに、年齢が進むにつれて身体は変質します。記憶力やひらめき等が薄れ、


若い頃は良かった・・・・・

となる人は少なくないでしょう。


私もそうです。


ですが、各年齢には格年齢の強さが有ると思います。

ムキムキな事が健康とは言い切れません。その人の今の身体や年齢、生活にあった強さと、適応力、そして進歩する日々があれば最高だと私は思うのです。

第一、はつらつとしたオジイサンも良いですが、それは年齢にあった胆力や落ち着きが有って始めて生きると思います。無理なくはつらつさを鍛えられると素晴らしいですよね。


ところで、人間の身体って、死ぬまで細胞分裂を繰り返すのだそうです。
ですから、鍛え続けた人は、たとえ90歳でも肉体的な老化は有っても、鍛えた分の進化は続くと言う西洋医学の報告が有ります。

私の指導、小学生や中学生に指導する内容、高校生に指導する内容、青年期、
中年、お年寄り、それぞれに内容を変え、必ず今日より明日はちょっぴり強くなる
練習内容を毎回重ねています。

はじめたころは、なんだろこれ、全然動けない。真似しようと思ってもうまく行かない。

意外と疲れる、と言うか筋肉痛になった。


・・・・・・等の感想で、上達感が弱いと思います。
ですが、昔ながらの鍛錬とはそもそもそう言うものです。気が付いたら身体の仕組みが変わって、以前はとまどった動きも、より身体に即した運動に変わっていきます。

逆にいえば、身体が太極拳(漢方の養生)に合う状態に変化し、練習がそのレールに乗り、練習が更にレールを伸ばす。

と言う感じです。


日本人や現代中国人からすると太極拳は『気』『神秘』なのかもしれません。

ですが、陳家溝へ行けば納得できると思います。陳氏太極拳はそもそも、村の筋トレであり体操です。年齢に関係なくそれぞれに合わせて鍛えられる体操。
気とかいろいろな要素はもちろんあります。ですが彼らにとっては西洋スポーツのスピードとかインナーマッスルとか、インパクトの出し方とか、そう言う概念と変わらないものなのです。

少々脱線しましたが、年齢ごとに、体力毎に、3か月、6か月、9か月、1年で掴める感覚は違ってきます。ですが、練習するほど、実感が出て来る!!


といいなあ。と思います。練習練習です。最後まで言い形で成長進化していきたいものです。


塚本