2015年夏の特別講習会

2015-08-04
先ず、最初に反省文を一つ。

指導補佐と通訳に必死で写真が全然とれず。スイマセン。

8月1日

陳氏太極拳第二十代伝人  鄭旭東大先生
             沈振軍先生
陳氏太極拳第二十一代伝人 ピエール先生

の三名をお招きしての特別講習会が行われました。

単に技術を学ぶだけであれば、若しかしたら教室に通うだけで良いかも
しれません。私の指導は徹底しています。太極拳と生活の関わりについて
極力伝えています。しかし、人・立地・空間・時間的機会がそろって初めて
気が付く事は少なくありません。

各要素がそろった時の効果は絶大です。



殆どが私が普段の指導で話す内容だったと思います。
また、師父が動作の変更を指示する内容は私も兄弟子も得心の内容であり、
一般の学生では教えてもらえない内容でした。

表演を行った二人について、各先生は高い評価をされています。

サエキさん

イシバシさん

特にピエール先生は練習期間について念を押して聞いていました。



午前の部:本部教室向け実技指導
午後の部:本部向け実技指導
     一般聴講者を含む護身体験教室

護身体験教室は、当会として初めての試みでした。現段階で大掛かりな
イベントとして組むよりも、トライアルとして・陳氏太極拳の切れ味を
一般の方に試していただく事を主眼にしていました。

護身体験では、なんども大先生に
 『一般の、武術等が出来ない、普通の人向けです!!』
と念を押したにもかかわらず、最初に繰り出すのは少々難易度ありの術で
逆に盛り上がってしまいました。



夜の食事会もとても良い雰囲気でした。各先生から太極拳について、アプローチ
について、歴史について、一般では聞けない話を沢山聞かせて貰えたと思います。

当会は本部教室が先に出来てしまいました。

あらためて思ったのが、もっと手軽に体験する場を養芯会として構築する段階に
来ていると言う事。

兄弟子曰く、太極拳には大まかに4つのグループがあります。
・健康体操として
・表演の試合として
・健康を含み内側を鍛え”使える”ものとして
・健康・内側を鍛え更に外見も素敵に動くものとして

当然ながら一番下がめんどくさい。ですが、一番上の方にも目を向け、
興味のある人の窓口になる事を考えて行きたいです。

☆☆☆
さて、あらためまして。

既に発足12年、フランス・リヨン政府ともパイプを持ち、地域の一大勢力、
『フランス伝統文化協会』と正式に提携団体となりました。

この度、フランス会の長たるピエール先生より、養芯会に向け正式に提携の
打診を受けました。
この提携について、当然ながら鄭大先生の公認を頂いております。

フランス伝統文化協会

次週、8月10日より5日間、各兄弟子を含めて打ち合わせの為に洛陽に
行ってまいります。

尚、鄭大先生は8月末より、一時的に南寧へ出張となる模様。
理由は、南寧の武術家・武術団体に技術指導の為に招聘されてのもの。
この話は所謂 武林 の出来事です。詳しくは近日の納涼会でお話します。


養芯会を取り巻く環境がだいぶ動き始めております。

その他、師父と私の思い出話等はもう一つのブログの方に順次掲載してい
きます。

以上!