選曲・ロワイアル
2020-03-21
来年度の演奏会メイン曲を決める、選曲会議。
それはカネ○先生の、こんな何気ない一言から始まる。
「え〜、これから皆さんに、ちょっと○し合いをしてもらいます」
その言葉と同時にカネ○先生の指先から放たれたナイフが、メンバーの額に突き刺さる。
騒然とする一同。泣く者、怒る者、呆然と立ち尽くす者。
全員には思い思いの武器が与えられた。
生き残った1人だけが、来年度のメイン曲を決める権利が与えられるのだ。
生き残るための手段は一つではない。
暴力で相手を屈服させる者。
知略を巡らし、相手を罠に嵌める者。
仲間を集めて、徒党を組んで立ち向かう者。
ただただ冷酷に、相手の命を奪う者。
誰もが、自分が生き残る事しか考えていなかった。
やがて一人の青年が、修羅場の中心で勇気をもって叫ぶ。
「こんなの選曲会議じゃない!何かが間違っている!」
この叫びが場に混沌をもたらし、局面はさらに思わぬ方向へと突き進んでいく。
無情にも続けられた闘いの先で、権利を得たのは誰か。
そして、あまりに多くの犠牲の果てに、選ばれた一曲とは。
ウソです。
こんな決め方しません。
極めて穏当に、平和的に決定しました。
果たしてその曲とは。
しばしの間、ナイショです。
おふな
それはカネ○先生の、こんな何気ない一言から始まる。
「え〜、これから皆さんに、ちょっと○し合いをしてもらいます」
その言葉と同時にカネ○先生の指先から放たれたナイフが、メンバーの額に突き刺さる。
騒然とする一同。泣く者、怒る者、呆然と立ち尽くす者。
全員には思い思いの武器が与えられた。
生き残った1人だけが、来年度のメイン曲を決める権利が与えられるのだ。
生き残るための手段は一つではない。
暴力で相手を屈服させる者。
知略を巡らし、相手を罠に嵌める者。
仲間を集めて、徒党を組んで立ち向かう者。
ただただ冷酷に、相手の命を奪う者。
誰もが、自分が生き残る事しか考えていなかった。
やがて一人の青年が、修羅場の中心で勇気をもって叫ぶ。
「こんなの選曲会議じゃない!何かが間違っている!」
この叫びが場に混沌をもたらし、局面はさらに思わぬ方向へと突き進んでいく。
無情にも続けられた闘いの先で、権利を得たのは誰か。
そして、あまりに多くの犠牲の果てに、選ばれた一曲とは。
ウソです。
こんな決め方しません。
極めて穏当に、平和的に決定しました。
果たしてその曲とは。
しばしの間、ナイショです。
おふな