主な活動場所
愛知県小牧市立桃ヶ丘小学校

 U-10(4年生&3年生の一部) Kリーグ

2013-12-23
 先週、クーバー・コーチングで4・5・6年生の練習を見ました。4年生が大半で、5・6年生が少しというメンバー構成でしたが、学年問わず凄かったです。お手本となる点が、山のようにありました。少しずつ、その選手達のプレーに近づけるために、まずは次の3点が大切だと思います。

①足元
 この日、見た選手達は、ディフェンスが近づいてきても、落ち着いてボールを動かしてキープしながら、パスコースをつくり、そこへパスを通していました。そのドリブルからパスへの「つなぎ」もスムーズで、ボールの中心を捉えるキックが当たり前にできていました。本当に楽しそうにプレーしていました。
②視野
 ディフェンスの最終ラインから、最前線の裏のスペースに走りこむ味方に向かって、ロングパスを出す場面を何回も見ました。また、前にも、横にもパスを出せないときは、安全であることを確認してキーパーに戻す。このように、フィールド全体を見ようという意識を持っていました。
③声
 とにかく、よく味方に指示していました。ボールを持ったときに、前ばかり見ている選手がいると「横見よう!」「後ろもあるよ!」こういうサポートの声がたくさん出ていました。

 以下は、今日のKリーグU-10の結果です。
  ○2-1 vs レビン
  ×0-0(PK0-1) vs ベルグ

 寒い季節は、コンディションを整えることが大切だと実感できた1日でした。

 1試合目は、体が温まった状態で試合に臨むことができました。今日テーマにした「ボールを持っていないときのポジション取り」。これを意識できた選手が多く、パスコースをたくさんつくることができました。試合前に取り組んだ、『ディフェンスの陰にならない場所を見つけてボールを受け、味方へのパスを選択する(足元に出す or スペースに出す)練習』を続けていきたいです。

 少し間が空いて行った次の試合では、開始時に寒さで震えている選手ばかりでした。心配的中で、試合中やはり足が動きませんでした。疲れも影響していたかもしれませんが、やはり寒いままでは、体は動きません。2月の協会長杯に、この反省を生かし、体を温めてから試合に臨みたいです。 

 最近の試合を見ていると、本当にうまくなっているのがよく分かります。キックベースのように闇雲に蹴るプレーは減り、前を見て狙ってパスをしようとしています。足元が向上しているからこそ、周りを見られるようになってきているのです。今日、一番の驚きは、トップスピードでのドリブルから、ループシュート(キーパーが前に出ているのを見たから?)を放った場面です。惜しくもクロスバーに当たって、ゴールとはなりませんでしたが、ボールコントロールがよくなってきているからこそ、見られたシーンだと思います。このように、見ていてワクワクする場面が増えています。上手になっています。次回の練習も楽しみにしています。