主な活動場所
石田仮設グランド・小栗栖宮山小グランド・京都工学院高校グランド

 第29号「伏見の実績」

2023-11-05

「昭和・平成の50年間での出来事。」



「京都に伝説のラグビーチームがある。伏見工業高校ラグビー部。」

NHKの人気ドキュメンタリー番組「プロジェクトx」のオープニングです。



伏見の回が1番人気だったそうです



前回、公立・私学の話をしたけど、

高校野球の世界では公立高校が甲子園に出てくるだけで話題になり、注目される。

世の中というのは

「学費を免除してでも強くて大きくて速い選手を全国から集める私学」、

それに対し、

「地域の中学生が集まり贅沢な環境とは言えない中で勝ち上がってくる公立」

という勢力図が存在します。



それは少なからずじゃなくて、ちゃんと存在しています。



ブライトさんは多くの人から、

本当にたくさんの人から「うらやましい」と言わました。



何がうらやましいのか?

それは「伏見工業出身」という事。


伏見工業のラグビーは見ててなんか感動するよね

よく言われた言葉です

そして、伏見らしい戦い方は時には強大な敵を倒す弱者の姿があり、

多くの人がそれを見て感動し、全国に「伏見ファン」がいる。
そしてその事を実践し教えて下さった山口監督
その恩師から指導を受けた3年間。

だから「うらやましい」と言われるんだと思います。



この事を知っておいてください。



「伏見ラグビーには人を感動させる何かがある。」

多くの人が熱く語る理由です。



  

前回、伏見工業が活躍したのは、松田力也選手が率いた年。

92回大会です。

その年、花園で優勝する常翔学園に伏見工は準々決勝で対戦

後半22分に逆転し、残り2分、再逆転PGを許したけど、

1点差まで追いつめた「26対27」の負け試合でした。



その試合は花園最多の13000人の超満員となり、

その年の1年間のベストゲームと讃えられ、

負けた伏見工に対して、

その勇敢な戦いぶりと強烈なディフェンス、

イチかバチかの展開ラグビーに

会場全体から翌日の新聞記事になるほどに

大きくて長い拍手が送られました。



大会の2週間前、練習試合で50点差を

空けられた常翔学園に挑んだ伏見工。





大きくて強くて、速い選手を全国から集める私学に対抗し、


地元で結束し、日本一を取りに行く。



そんなチームが身近にある事

ありがたいです。

京都には、花園高校、東山高校、同志社高校、洛北高校って

成章以外にも伝統ある名門はいっぱいある。




強い所へ行って、自分を試すのも人生

地元で生きて、地元愛で戦うのも人生



毎週末に使わせてもらっているグランドには

伝統校の先輩達の想いが詰まっています。