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石田仮設グランド・小栗栖宮山小グランド・京都工学院高校グランド

 第28号「進学先」

2023-11-06


「大人になって思う事」


高校には「公立高校」と「私学高校」があります。

ブライトさんは大企業に5年間務めました。

そこから中くらいの企業にも努めました。

10人くらいの会社にも入ったし、

今は1人で会社をやってます。



いろんな人間と会い、話をしたり仕事して生きてる。



そして、ある結論に到達しています。



ゆがんでいるけど、ある意味正しいはずです。



それは「親孝行のひとつは公立高校に行くこと」です。

後で書きますが、条件付きです。



公立高校と私学では何が違うか。

それは「学費」です。

全然違う。私学、全然高い。

中3の時、知らなかった。

大学入ってもわかってなかった。

そして

大人になって分かった事。



それは、私学に行ったら人間が良くなり、

仕事が出来るようになり、

将来稼ぎが良くなり、良い人生を送れるか?



全然関係ない。



まったく関係ない。



つまり、公立・私学で人生の勝ち負けとか

出来が良い悪いとかまったくもって関係の無い事なんだ。



それなら、親孝行しよう。そう思います。



親の肩を揉むより、公立高校を目指す事が親孝行だ。

ちょっと極論かも知れないけど、保護者の方がこれ読んだら

「そら違うやろ」と思われるかも知れないけど、僕の持論です。



一昔前なら、いい私学に行って、いい私大に入って

大企業に入ればいい。安泰だったかも知れない。

そんな時代はもうとっくに終わってる。

私学だといい友達に出会える?

全然。

公立でもいい友達に出会います。



ただ





違う場合が2つあります。


ここからが超大事です


1つは

どうしてもやりたい事があり、それは公立高校では叶わず、

その私学の高校に行くことでやりたい事が叶うなら、


話は別。



勉強とかラグビーとか研究とか学校方針とか。


「やりたい!!!!」

が明確なら

保護者の方に土下座してでも

「どうしても行きたい!行かせてください!!」


そう言ってください。

そして、大人になって一生かけて恩返ししてください。





もう1つは



家がお金持ちの家庭です。



私たちの言う親孝行は

一つの方法論。

「金銭的負担をかけない」という事です。

金銭的な負担と思わない家庭。

世の中にはあるから。



もし保護者の方が負担に思わない余裕があるなら、

気にせず行きたい高校へ行けばいい。

行って好きにさせてもらえれば良いと思います。

それはなんも悪い事やない。保護者の方はそのために

稼いできたのかも知れない。

それでも心からの感謝を忘れずに。



僕の友達には、アホじゃなくて金銭的な理由で高校に

行けなかった友達がいてます。親を助けながら昼働いて、

夜、定時制の学校行って、一生けん命に働いて

今自分でお店やって自分の家族支えてる。



そいつは言います。「高校行きたかった」って。



話をもどします。

  

私学に行く事を決めた部員は

心から保護者の方に感謝してください。



稼ぐ事は大変。ほんとに大変。

子供の教育にお金がたくさんかかる事を

知っておいて損はないです。



校名や強そうというだけじゃ、足りません。

私学を目指す部員には「心からの覚悟」と

「その事は当たり前じゃないんだよ!」

そんな事を知って欲しい

保護者の方への感謝を知って欲しいのです。

頼んだぞ、中学生!