主な活動場所
石田仮設グランド・小栗栖宮山小グランド・京都工学院高校グランド

 第26号「器のデカい男になれ」

2023-11-08


「キャパを広くっちゅう事です」
  

集中力もついたし、
トイレ掃除もやるし、
仲間想いで優しくて、
勇気あふれるタックルも
チームの勝利のために入る。



完璧です。



モテモテ確定です。


どこかで後輩が



「僕、先輩みたいな人になりたいです」



って憧れてる可能性があります。



学校では何人かの女子が



「私を彼女にしてください!」



そう思ってる可能性があります。



さらに上を目指して頑張ってください!!



今回は・・・



これから高校へ進学して、

大人の階段をかけあがっていく君たちに、



なって欲しくない人間像があります。





それは



「器のちっさい男になるな」という事。



器の小さい奴なんてしょーもないです。

器の小さい男なんて話になりません。

器が小さいなんて、本当にくだらない。

器のちっちゃい奴は俺は大っ嫌いです。



器ってなんでしょうか?



度量とか器量とか

キャパシティとか

そんな風に呼ぶ事もありますね。



「心の持ち方の大きさ」

そんな感じかなと理解しています。


いいですか?
  

これからの人生


バラ色の素晴らしい出来事ばかりじゃありません。


ガマンする事ばっかりです。

辛抱する事ばっかりです。

つい怒りたくなっちゃいます。

つい何かに当たりたくなります。

愚痴言いたい日も多くなります。


でも


伏見クラブでラグビーやった君たちは

そこを


でっかくいこうよ(笑)


伏見クラブの誇りを胸に



器のデカい奴になろう!




今の世の中は狂ってる。

困っている人を助けたり、

自分を犠牲にして

自分の事を後回しにした行動をとっても

それは評価されるどころか、



「偽善だ。カッコつけんな」



「そんな事して何か自分に得でもあるのか」



「そんな事やめとき」



という人が多い。


自分さえ良かったら良いという世の中に

なってしまっている。

それだけじゃない

金の亡者だらけだ。

金のためなら、人を傷つける事も平気な奴が増えた

金の為なら、優しいお婆さんをだます

金の為なら、平気で悪い事やる

そんな狂った世の中だけど

それでもやろう。
  
器のデカい男になって

自分以外の誰かの喜ぶ顔を見よう

それをやり続けてやろう。


残念だが

器の小さい人、そんな事出来ない人ほど、

そんな君の言動にケチをつけたがる。



中島みゆきも歌ってる

「ファイト!戦う君のうーたをーー」

「戦わない奴らが笑うーだろーー」って。

  

器の大きな人間というのは

小さな事でいらつかない 

しんどくても「大丈夫だ」って言ってる

セコくないし大らかだ

そして、心のデカさは

お金をいくら稼いだかも関係ない

逆に言うと

お金に執着しちゃうとチッサい人間になる

という事は  

人生は「お金」よりも「人」を大事にする方がいい。

だから、器のデカい人間になって

関わる人たちを優しさと思いやりで

幸せな気分に


なってもらおう。


その逆の

関わる人達をいやーな気分に

なってもらうのはやめよう


例えば

親友と2人で行った冒険の旅

砂漠で水が無くなった

もう死にそうにノドが乾いちゃってる

飲みものは自分が持ってる

最後のコップ一杯分の水。

伏見クラブ出身の君は言うんだ

「ほら、飲め」って(笑)。


「え?いーの?君のやつだし最後の1杯・・・」


「俺はラグビーで鍛えたから大丈夫。」

「俺は昔、ボブさんという男に

グラマーと言う理不尽な練習をしてきたから」

「水がなくても、まったく問題がない」

「お前・・・(涙)」

※本当はめっちゃノドが乾いています※

デッカくいったらんかい!中学生!