第21号伏見ラグビー守備の原則③「前に出る」
2023-11-13
「ワンライン、内側からセット完了!」
「隊長、守りは完璧です!」の次
原則①、②が出来るようになったら残すは一つ。
そう
「前に出る事」。
言い換えれば
ボールを持って走ってくる相手に向かって
突っ込んでいく事
ラグビーは自陣奥深くのゴールラインまで
ボールを運ばれてしまうと得点を許してしまいます。
ラグビーにおいて前に出ないディフェンスは
相手に走る距離、
スペース(空間)を与えてしまうという事になります。
ボールを自分のゴールへ近づけないためには
ワンラインでセットをしても何の効果も期待できません。
内側からセットをしても何の効果も期待できません。
攻撃側がボールをパスで後ろに下げた分だけ
そのスペースと距離を埋めるために前に出ないと、
相手がミスをしない限り
いつかはトライを取られる運命
その運命を変える手段
それが「前に出る」。
前に出る事を「相手のスペースを奪う」という言い方をします。
前に出て距離を詰めて相手に余裕を与えない。
すると、もう一ついい事がある。
それは
「相手にミスが起こりやすくなる」。
それがプレッシャー(圧力)です。
守備の原則において、3つとも大事だけど、
実は「前に出る」という事が一番大事かもしれない。
「圧力」「プレッシャー」
攻撃側に立った時、プレッシャーがきつければきついほど、
判断する時間が短くなる。
パスもランもコンタクトもキックも。
全てにおいて圧力を感じさせるように相手に近づいて欲しい。
さぁ、内側をセットしてワンラインが出来たら
揃って前に飛び出せ!中学生!