第17号「伏見ラグビー攻撃の原則③」
2023-11-17
「2種類のキックを理解する」
ラグビーはボールを蹴ってもいい。
キックを蹴って自分で取ってトライ!
かっこいいね。
でも、キックは
ボールを蹴った瞬間から
攻撃する権利を一度手放してしまう残念な行為でもあります。
だから蹴るのはちょっと待って。
そんなキックには2種類ある事を理解しましょう!!
①ピンチから脱出するためのキック
自陣、自分のゴールを背にしたピンチの状態から
攻め続けてトライを取るのはリスクが高い。
もし相手にボールを奪われたら大大大ピンチ。
だから大きなキックで陣地をとるキック。
相手ボールになってしまうのはつらいけど、
もう一度そこからチャンスを掴もうという
「エリアを取るキック」
※中学生時代はなるべくタッチに出してね
②奪い返せる準備がされたキック
ハイパント、
ボンバー、
ディフェンスのいない所へコロコロっと転がす。
陣地をとるキック以外で使うキックには
全てにおいて鉄則があります。
それは
「奪い返せる可能性があるか」
という事。
攻撃的なキックを蹴る時の条件は3つ。
覚えておいてください。
「自分で取り返す事が出来る」
「味方を走らせて取り返せる」
「相手がタッチに蹴りだす」
攻撃的なキックを蹴る選択はボールキャリアの自由な判断。
でも
この3つの条件に当てはまらないキックは
しない事が大切ですよー。
そのために大事な事はたったひとつ。
自分勝手に蹴らない事
デス!
蹴っちゃえ中学生