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石田仮設グランド・小栗栖宮山小グランド・京都工学院高校グランド

 第16号「伏見ラグビー攻撃の原則②」

2023-11-18


「ボールをもらう時の速度と角度」

  

ラグビーはボールを後ろに投げないと反則になる。

トライするためには前に行かないとダメなのにパスは後ろ。



この事について少し考えてみてください。



トライをとるためにパスは必要不可欠なのに、

パスは後ろへ後ろへいっちゃうと。



パスすればするほどトライから遠ざかる不思議なスポーツ。

そして

敵はいつもボールを奪い返すためにどんどん前に出てくる。



これはどういう事か

つまり

「ボールを持って前に出ない限りトライは生まれない」

という事。

ボールを受け取った選手は

トライまでの最短距離を走ろう!



そして

自分の持つ最速スピードで走ろう!


という事になる。



答えは簡単ですね。



それが最速でゴールまでボールを運ぶ方法です。


この2つが出来ればもうあっという間にトライです!


1,「ゴールに向かってまっすぐ受け取る事」



2,「加速してトップスピードで受け取る事」



ボールを受け取る時の大切な2つのポイントです。



これが難しい。



ほんまに難しい。



敵を目の前にしたら



怖くて斜めに走っちゃうし

怖くてスピードが落ちる。

想像してみてくれる?

50メートル独走

でも真横。

何メートル前にでた?

答え

0メートル。

想像してみてくれる?

ゴールに向かってまっすぐに

大きな一歩前進

答 1メートル

ゴール近づくのは

真横50メートルより

まっすぐ1歩なのです。


次に加速

1メートル前に出る時間が

3秒



0.1秒

敵にとって守りやすいのは?

答 3秒



練習を通じて、攻撃の際にはこの2つの

原則を理解してやってほしい



分かっていても出来ないラグビーあるある。

逆にいうと3年間でこれ出来るようになるだけでも

スゴイ事。

過去、ラグビー大好き保護者さんが

「伏見クラブの指導者は何も教えてくれない」



「日本代表がやっているシステムを導入しては?」



「おんなじ練習ばっかり意味あるん?」



チーム批判をしてくれて

息子さん選手も感化されてました

言わせてください

アホかっちゅう話です。

他のチーム行ってください。

真っすぐ走りこめない

加速出来ない

そんな選手に

こねくり回した戦術は不要です。

そして

ラグビー初めて1年、2年で

この課題をクリアするのは

「怪物」とか「非凡」と呼ばれる逸材のみ。

速い球出しの次に覚えたい原則は

ゴールにまっすぐ! 

そして

加速!

敵陣に入っていけ中学生!