第11号「堅守速攻」の精神
2023-11-23
「常に挑戦者である事を忘れない」
伏見クラブに集まったみんな。
わかっていて欲しい事があります。
傷つかないで読んで欲しい
それは
今これを読んでる伏見クラブの君は
そう、君たちは・・・
「君たちはエリートではない」という事。
つまり
お前は平民
つまり
お前は並
つまり
お前たちはスゲー奴ではない!
傷付いたままでいいから
以下を読んで欲しい
理由はこうだ。
日本を見渡せば、幼稚園の頃からラグビーをやり、
家族がみんなラグビー一家で、
英才教育を受けている子がたくさんいる。
お父さんもお母さんもラグビーが大好きで
いろんな試合を見に行ったりしてる
そして、そんな子たちは
今もどこかでラグビーを学び、
努力し、研究してる
僕の知ってる先輩は
吹き抜けの家の中に
ながーいロープが吊ってあって
小さい頃からその子は毎日綱登りが日課だ。
そのために吹き抜けの家を作ったらしい。
別の知ってる先輩は
ラグビーをやるために柔道をやらせ
ラグビーをやるために水泳をやらせ
ラグビーをやるために陸上をやらせてる
全てはラグビーのためだ。
別の後輩は
小1から既にプロテイン飲ませてる。
身体大丈夫なの?って聞いたけど
「筋トレやらせてますから」
と意味不明な返事が来た。
別の後輩は
トップリーグカードという
ラグビー選手名鑑を
子供に集めさせてる
そんなラグビーエリート相手に勝とうじゃないか!
でわ
どうやってそんなスゴイエリートを倒すのか
伝授する
第11回の今回は神回である。
スゲー奴を倒すために必要な事
まず
「強敵をぶっ倒す覚悟」だ
頭で考えたら
「勝てる訳ないやん」
な相手を倒す覚悟だ。
お母さんなら
「もーやめとき」
っていう話だ。
友達に相談しても
「それはあかんやつやわ」
っていう話なんだ。
つまり
通常モードでは無理だ。
倒せる訳がない
冷房なら16度の設定
ココ壱なら10辛
学校にカバンなし、グラサンで
登校する
それくらい振り切った覚悟がまず必要だ。
「覚悟」
辞書、広辞苑には1行目、こう書いてある
(仏教語)迷いを去り、道理をさとること。
まずそれだ。
次に
「頭は冷静に」だ。
心は死ぬ覚悟くらいの勢いなのに
頭は氷のように冷たく、相手をクールに分析する。
そして、
強い相手にだってある
数少ない弱点を冷静に探しだす。
そして、そこを攻める。
簡単には無理だろうから
誘惑で誘いだしたり
押すと見せかけて引いてみたり
左と見せかけて右だったり
冷静に相手をゆさぶるのだ。
自分たちの弱い所は
出来る限り工夫をして、
攻められないように
しておく事も忘れてはいけない。
自分達より強い相手でも
「絶対に倒してやる」という覚悟と
冷静な頭脳。
この2つが必要だと覚えておくように。
次に戦法。
強い相手は攻撃力もハンパない
それに対抗する唯一の手段
タックルに入りまくる。
捨て身のタックルだ
よく
☆攻撃は最大の防御な☆
というが、それは強者の理論だ。
ラグビーに於いては弱者である我々にとって
とにかくタックルが大事だ。
タックル
それは「守り」だ。
それが上手くいけば
伏見の防御がエリート軍団の
スーパーイリュージョン攻撃を
止めまくる事になる。
そうすると相手は段々と
「今日はなんか上手くいかねーな」
つまり
「浮足立ってくる」
そうなってきたら
少しだけチャンスが生まれる。
そして
試合中に一瞬しかないような
数少ないチャンスが来たら
逃さない。
漫画や映画やゲームでは
見た事があると思う。
強いやつにも隙(すき)はある。
その隙を突く。
隙を突く前には隙を作り出す。
そのために必要な事は
「堅守速攻の精神」
守って
守って
守って
タックル
タックル
タックル
そして・・・
やっと来たチャンスを
見逃さないで
超高速
超大急ぎで
一気にウイングまで!!
チームのエース,
ウイングにボールを渡せ!
「後は頼んだ!」
「おいらにまかせろ!」
おいら?
ビューン!!
トラーーイ!!!!
すみません。
書きながら興奮してしまいました・・・
そんな感じで
覚悟を決めて、冷静に分析しながら
守りを大事にして
堅守速攻を重んじていれば
時に倍くらい強い相手を倒せる。
強い相手は
ほんと強い。
強すぎて嫌になる事もある。
気を抜けば100点とられる事もある。
無謀な挑戦かも知れないけど
伏見クラブはそこに挑んでいく。
無謀な覚悟。冷静沈着な判断と戦況を読む頭脳。
この2つを追い求める。
堅守速攻とは
しっかり守って
素早く攻めるという意味だけじゃない
弱い奴が強い奴を倒す方法だ。
そしてそれは
そうそう簡単に達成できるものではないし
壁に例えるなら
その壁は
非常に高い
高ければ高い壁の方がのぼった時気持ちいいもんな
と
いい歌ばっかり作ってる
ミスターチルドレンさんも
「終わりなき旅」って歌の歌詞で
そう言ってる。
ものすご強い
ラグビーエリート軍団に
勝負を挑むぞ!
頑張れ中学生!