主な活動場所
石田仮設グランド・小栗栖宮山小グランド・京都工学院高校グランド

 第6号「強いチームは優しいチーム」

2023-11-28


「強いチーム。それは優しいチーム。」



伏見クラブの選手としてうちのチームに来た以上、

とっても大事な事なので、よーく考えてちゃんと読んで欲しい。



じっくり読んで欲しい今回のお題です。



これから練習を重ねて

君たちは

どんどん強くなっていきます。



みんなでやっている練習

そのひとつひとつを思い出してください。



練習というのは

身体を強くしたり


パスが上手になったり、


自分が上手になっていくためにやる。



でも

大切な事は


それを


「みんなで一緒にやっている」という事。




みんなで一緒にやるという事は



「一人じゃない」。



そんなん当たり前やん。



って思うけど、とても大切な事です。



例えば今から練習という時に

ボールがグランドにバラバラと転がっている。



「ボール集めろよー」



よく注意されている内容です。



例えばボブさんが「集合」と近くにいる選手に言って、

聞こえた選手は集まるけど、聞こえてない仲間に声をかけずに



「みんなに伝えて。俺が全員に集合って言わないとダメなんか?」



と言われた事ってないかな?









大切な事は



「仲間やチームを思いやれる優しい人間になって欲しい」

という事です。



これからの日々、練習で気をつけて欲しい事は、



「同じ目標に向かって頑張る仲間たちと、助け合って、手を取り合って頑張ること」。



ボールが転がってたら

「みんなが使えるように気づいたら自分から取りに行く」。



走る練習の時に自分より足が遅い仲間がいたら


「サポートしてあげる」。



走っていてしんどそうな顔してる仲間がいたら

頑張れって

「はげましてあげる」。



みんなで水道を使う時には、


「後輩の1年生から使わせてあげる。」



こういう事って1人の時じゃ出来ないし、


1人じゃ考えなくてもいい。


仲間と一緒だから出来る事

仲間と一緒だからこそやる事



そして、それは



ルールじゃなくて


「仲間を思いやる優しさから生まれる行動」です。



仲間と一緒になってラグビーが出来る事に心から感謝して、


ラグビーに取り組んでみよう。





一人じゃパスも出来ない。

パスを受けてくれる仲間がいるから出来るんだ。

保護者の方が「練習いっといで!」って応援してくれてるから

今日、練習が出来るんだ。

グランドを貸してくださる地域の方がいるから練習が出来るし

卒業していった先輩たちがいるから「伏見クラブ」の今日がある。



その事を忘れたチームは強くなんてならないんだ。







「仲間や君の事を大事に思ってくれている人への

優しさや思いやりがチームを強くする。」


   

それが強いチームになるための第一歩だ。



伏見クラブではそれが



技術よりも大事です。

一番大事な事は

一番上にあった三角形の絵の

一番下の大きな土台の部分です。