主な活動場所
じゃおクラブは神奈川県と東京都町田市に住む中高年男性のクラブです。
「おやじ」を逆さ読みして「じゃお」。
「おやじ」をひっくり返して、いつも元気なおやじでありたいとの願いを込めて名付けました。

 ベイサイド:大山街道を歩く<田村道>(その2)

2025-03-24
  3月22日(土)、大山道を歩く<田村道>(その2)を実施しました。当日は晴天に恵まれ、気温も23℃まで上がり、絶好のウォーキング日和でした。

  さて、大山街道を歩くシリーズ、田村道は辻堂北を通る旧東海道(国道1号線)四谷辻から分岐、伊勢原に至る」旧道です。江戸時代は大山詣でをした後、江ノ島の弁財天、鎌倉、金沢八景などの景勝地を巡る観光ルートとして多くの旅人で賑わったそうです。

  ベイサイドウォーキングは江戸時代の大山詣でに倣い、伊勢原から田村道をたどり、江ノ島への中継点である藤沢を目指すこととし、今回は2023年11月に実施の「伊勢原~寒川」に続く後半で、寒川神社から箱根駅伝で有名な藤沢遊行寺までを歩きました。

  相模線「宮山駅」(10:00出発) → 寒川神社 → 景観寺横で田村道に合流(県道45号線) → 小出川大曲橋 → 新湘南バイパス高架下を東進、バイパスを横切る → 高田地区に入る。

  この辺りから、古い村の中心地らしき雰囲気が残り、熊野高田神社、本在寺、赤羽根六地蔵、神明大神鳥居、長屋門のある旧家、妙行寺、旧松林村役場跡などが続き、旧道歩きが楽しめました。神明大神の境内で昼食、暑いためビールを“二缶”も空けた御仁もあり一時間と長めの休憩をとらざるを得ませんでした。

  英気を養ったあと、辻堂北にある東海道(現国道1号線)との分岐点四谷辻に向かう。四谷辻には大山前不動(不動尊坐像の載った道標「是より大山みち」と彫られていた)と大山神社一の鳥居が立つ。

  四谷辻からは旧東海道(現県道44号)に入り、遊行寺に向かう。道幅も広く旧東海道の面影はない。かろうじて途中、羽鳥道祖神、藤沢本町駅近くに京見附跡があり、旧東海道とわかる。白旗神社入口交差点をすぎ、遊行寺の少し手前に「紙」と書かれた旧い商家が残っていました。藤沢市に現存する唯一の店蔵で、茶・紙問屋を営んでいた桔梗屋という旧家だとのこと、宿場町の雰囲気を伝える貴重な建物でした。旧東海道は、桔梗屋を過ぎて現在の藤沢橋の手前を左に折れ境川の橋を渡ります。突き当りが今回の目的地、遊行寺でした。

  総歩数23,000歩(約16km)、6時間弱の行程でしたが、参加の後期高齢者7名、無事歩き終えました。 !!じゃおの後期高齢者は元気です!!
ベイサイド 諏訪 記・写真