リサイクルプラザとの情報交換会_第1部

2024-09-15
【燃えるごみに出す前に、もっと再生利用に協力しましょう】

 今回のテーマは「資源物の行方」についてです。
 綾瀬市では週に一回のペットボトル、ビン、スチール、アルミ、紙といった資源物の日、また別日でプラスチックの日、週二回の燃えるごみの日と分別収集を行っています。
 その資源物の行き先のお話ですが、もっと協力できることが沢山あることを教えて頂きました。きれいなものしか再生できないと思ってかなり燃えるごみにしてしまっていましたが、シールを剝がしたり、少し汚れているものを薬品洗浄したり、紙の質の違いで分けてくれたり、回収された資源物の更なる分別のお仕事をしてくださるプロの方々の存在を知りました。どうしても再生利用できない物(例:不織布。コーティングの影響で再生できない)は、高炉で燃やされ、その灰が他県の最終埋め立て地に運ばれます。
分別回収や再生利用について、次のようなことを教えてもらいました。
●プラスチックとして錠剤の薬のパッケージも出せます。プラスチックに出せず燃やすごみに回すものの基準は、‘軽く洗って三日放置して臭くなってしまうもの’だそうです。例えばタレの入っていた袋など洗いにくいもの。
●ペットボトルの綾瀬市の再生率は20〜25%で成績が良い。
●紙は幅広く使われています。牛乳パックはとても質の高い貴重な紙です。内側が銀色の紙パックなどは雑紙となります。
●ガラスは、砕いて家の断熱材用のガラスウールなどとして使われています。
●アルミは電気分解してまたアルミとして再生されます。
●スチールは溶かしてまたスチールになります。
●廃食用油はインクなどとして生まれ変わります。

 以上簡単な例をあげましたが、他にもこれはどこに出すべきかと迷ったらプロの方に任せるつもりで資源物として出しましょう。少しでも多く再利用の道へ進めるよう皆さんの協力が不可欠です。
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