市長と語る「いきいきタウントーク」
2024-01-30
【高齢化に関わる課題を市長と協議】
1月30日(火)の午後2時から3時まで、小園自治会館で「市長と語るいきいきタウントーク」が開催されました。
「いきいきタウントーク」は、自治会を通して地域の声(問題等)を市長に届ける機会として、市役所の市民課が主催する企画です。
今回、小園自治会では、「地域の高齢化に伴う課題」をテーマとすることをお願いしました。綾瀬市から、古塩市長、足立市長室長、永井市民環境部長、古賀市民課長が、自治会からは、浅利会長、斉藤・矢部両副会長のほか、自治会、小園地区社会福祉協議会、民生・児童委員など20名余りが出席しました。
小園自治会では、地域高齢化の課題として2つのテーマを挙げました。
①免許返納後の移動手段の確保についてのお願い
免許を返納した場合は、コミュニティバス「かわせみ号」(以下コミバス)の無料乗車券をもらえるが、小園地区には、コミバスの通るルートがないために使えないので、相鉄バス運賃への補助に代えることはできないか、あるいはコミバスの経路に小園を加えることはできないか。
②災害時の避難支援についてのお願い
市に登録している「避難行動要支援者名簿」を関係者が保管しているが、この名簿を災害時に対象者に対してどのように活用すればよいのかを示してほしい。
写真:
市長および綾瀬市からの回答です。
①現在、免許返納時には、コミバスの無料乗車券50枚をお渡ししていますが、返納者の事情に合わせて、相鉄バスの運賃を軽減する、パスモ等のICカードへの支援を選べるなどの選択肢を早急に検討します。
経路の変更に関しては、小園地区は、相鉄バスの乗り入れがあるため、コミバスの運用は難しい状況です。
②災害が発生した際に、自力で避難することが困難な方を支援するため、事前に本人の意思に基づき登録された方々の「避難行動要支援者名簿」があります。関係者は、自治会、社会福祉協議会、民生・児童委員です。市では、現在、要支援者の個別避難計画の作成を考えています。これは、登録者の状況・状態などを把握して本当に必要な支援は何か、また誰がどのように支援するのかを、本人と地域の関係者で話し合って決める「ひとりひとりの避難計画」となります。急務との認識をもって取り組んでいます。作成にあたっては地域の方々のご協力が不可欠となりますので、よろしくお願いいたしまします。
その他、参加者からの質問と回答です。
質問:市主体の個別避難計画の作成スケジュールを教えてください。
回答:令和6年度に要支援者本人の同意の基に、関係者と話し合いを行って、6年度後半には計画書を作成し、活用については、7年度4月からを考えています。
質問:災害時に備えて、要支援者の名簿の公開についてはどうですか。
回答:個人情報が非公開で助けられないことも懸念されますので、本人同意の上、目的を限定して、情報を公開することが必要だと考えます。例えば、ご近所の方や組長さんのみへ状況を知らせておくといったように。
ただ、登録自体、本人の意思に基づいて行うものなので、実際には登録者以外にも要支援者が大勢います。日ごろの見守りや支援に繋がりますので、まず、「避難行動要支援者登録制度」への手続きをお願いしたいと思います。
質問:小園自治会と地区社協では、現在、高齢の方や移動が難しい方のために、食料品・日用品の移動販売車の誘致を検討しています。市内での状況はいかがでしょうか。
回答:綾西地区では、移動販売車を活用しています。また、他の地域でも高齢者等の買い物の足を確保するための外出支援活動が広がっていて、買い物送迎等の支援を行っている団体が多数あります。
等の質疑応答がありました。
写真:
最近、「免許を返納してから買い物が不便になった」、「近所に店舗がないので困る」という話をよく聞きます。病院や大型店舗への送迎支援をはじめ、いたるところで支援が必要だと感じています。個人でできることには限りがあります。まずは、最低限、ご近所の見守り・安否確認からスタートさせたいと思いました。
1月30日(火)の午後2時から3時まで、小園自治会館で「市長と語るいきいきタウントーク」が開催されました。
「いきいきタウントーク」は、自治会を通して地域の声(問題等)を市長に届ける機会として、市役所の市民課が主催する企画です。
今回、小園自治会では、「地域の高齢化に伴う課題」をテーマとすることをお願いしました。綾瀬市から、古塩市長、足立市長室長、永井市民環境部長、古賀市民課長が、自治会からは、浅利会長、斉藤・矢部両副会長のほか、自治会、小園地区社会福祉協議会、民生・児童委員など20名余りが出席しました。
小園自治会では、地域高齢化の課題として2つのテーマを挙げました。
①免許返納後の移動手段の確保についてのお願い
免許を返納した場合は、コミュニティバス「かわせみ号」(以下コミバス)の無料乗車券をもらえるが、小園地区には、コミバスの通るルートがないために使えないので、相鉄バス運賃への補助に代えることはできないか、あるいはコミバスの経路に小園を加えることはできないか。
②災害時の避難支援についてのお願い
市に登録している「避難行動要支援者名簿」を関係者が保管しているが、この名簿を災害時に対象者に対してどのように活用すればよいのかを示してほしい。
写真:
市長および綾瀬市からの回答です。
①現在、免許返納時には、コミバスの無料乗車券50枚をお渡ししていますが、返納者の事情に合わせて、相鉄バスの運賃を軽減する、パスモ等のICカードへの支援を選べるなどの選択肢を早急に検討します。
経路の変更に関しては、小園地区は、相鉄バスの乗り入れがあるため、コミバスの運用は難しい状況です。
②災害が発生した際に、自力で避難することが困難な方を支援するため、事前に本人の意思に基づき登録された方々の「避難行動要支援者名簿」があります。関係者は、自治会、社会福祉協議会、民生・児童委員です。市では、現在、要支援者の個別避難計画の作成を考えています。これは、登録者の状況・状態などを把握して本当に必要な支援は何か、また誰がどのように支援するのかを、本人と地域の関係者で話し合って決める「ひとりひとりの避難計画」となります。急務との認識をもって取り組んでいます。作成にあたっては地域の方々のご協力が不可欠となりますので、よろしくお願いいたしまします。
その他、参加者からの質問と回答です。
質問:市主体の個別避難計画の作成スケジュールを教えてください。
回答:令和6年度に要支援者本人の同意の基に、関係者と話し合いを行って、6年度後半には計画書を作成し、活用については、7年度4月からを考えています。
質問:災害時に備えて、要支援者の名簿の公開についてはどうですか。
回答:個人情報が非公開で助けられないことも懸念されますので、本人同意の上、目的を限定して、情報を公開することが必要だと考えます。例えば、ご近所の方や組長さんのみへ状況を知らせておくといったように。
ただ、登録自体、本人の意思に基づいて行うものなので、実際には登録者以外にも要支援者が大勢います。日ごろの見守りや支援に繋がりますので、まず、「避難行動要支援者登録制度」への手続きをお願いしたいと思います。
質問:小園自治会と地区社協では、現在、高齢の方や移動が難しい方のために、食料品・日用品の移動販売車の誘致を検討しています。市内での状況はいかがでしょうか。
回答:綾西地区では、移動販売車を活用しています。また、他の地域でも高齢者等の買い物の足を確保するための外出支援活動が広がっていて、買い物送迎等の支援を行っている団体が多数あります。
等の質疑応答がありました。
写真:
最近、「免許を返納してから買い物が不便になった」、「近所に店舗がないので困る」という話をよく聞きます。病院や大型店舗への送迎支援をはじめ、いたるところで支援が必要だと感じています。個人でできることには限りがあります。まずは、最低限、ご近所の見守り・安否確認からスタートさせたいと思いました。