リサイクルプラザとの情報交換会

2024-01-17
・日時:令和6年 1月 17日(木)13:15~15:00
・場所:自治会館ホール
・出席:リサイクルプラザ 緑川総括副主幹、山田様、
    小園自治会 浅利会⾧、斉藤副会⾧、守矢7区長、他11名

 小園自治会の”ごみ問題分科会“では、「可燃ごみや資源物の回収に関する課題は、自治会と市が協力して解決していかなければいけない」との認識から、1月17日(木)にリサイクルプラザの緑川総括副主幹と山田様を招いて、自治会関係者との情報交換会を開催しました。
 前半は、自治会が考える課題について、★市としての課題認識や対応を答える形で進行しました。
(1) 可燃ごみ・資源物収集場所は、住宅の増加に伴い既存収集所への搬出量が増加している。
★要綱では、可燃ごみは10戸以上、資源無価物は50戸以上の場合は新設する事となっている。ただし、追加事項として地元自治会と良く話し合うとなっており、10戸に満たない場合も業者との話し合いで新設する場合もある。
(2) 資源物収集所の当番は、高齢化や共稼ぎ世帯の増加で対象者が減少している。
★昨年5月に全自治体のヒアリングを実施した。当番制に対し、皆さんが楽になるようR6年度に予算を上程する事とした。具体的内容については、今後展開する予定。
(3) ごみ出しルール(日時や分別)違反が多い
★ルール違反対応の担当者がルーティーンで回っており、今後も続ける。また、防犯カメラはある程度の抑制効果があると考えており、来年度は古いカメラの買い替えを行う予定。
(4) 資源物の分別が細かすぎる(収集所の新設を困難にしている要員の一つ)
★ 資源物の分類は現在で19分別、他市に比べても多く、皆さんの努力によって高い資源化率を達成できており、誇りであると考えている。これ以上は増やさないが、減らす予定はない。
(5) ごみ出し(資源物含む)が困難な高齢者が増加している。
★介護認定や障碍者などが介護保険で個別収集を利用できるようにしており、現在は市内で266戸が利用している。 *必要性がある方がいましたら、地域包括ケア推進課などへ申請をお願いします。
(6) その他、市が考えている課題と対応策
★現在の重点項目は、ごみの減量化です。対応としては、
①草木の資源化を今年度は全域で実施する。
②昨年10月から“おいくら(民間査定会社)”と協定を締結した。捨てたい家具や家電を登録すると買取&引き取りを実施してくれる。10月から開始したところ、約100件の実績があり、使い勝手も良いので、不用品がある方は利用してほしい。
「おいくら」への一括査定の申込はこちら(外部リンク):
③紙分別用の紙袋配布は評判が良く、今年度にもう一回実施する。
④リサイクルプラザ持ち込み品の再販活動を実施している。コロナ下で密を避けるため中断していたが、開催方法を変えてR4年3月から再開し、今年度は4回実施予定。

 後半は、質疑応答が実施されました。“紙やプラの汚れ”や“ペットボトルのつぶし”といった多くの質問が出され、それぞれに丁寧な回答を頂きました。 
【紙やプラの汚れ基準】回答:プラとしては、弁当など簡単に洗って匂わないレベルになればOK。収集後に再分別されプラ再生できないものでもプラ燃料として利用するので、プラとして出して欲しい。紙についてもプラと同様に匂わないレベルならOK。多少の油汚れも大丈夫。ただし、全面油しみがあるような場合は可燃ごみとしてください。 
【ペットボトルのつぶし】回答:ガイドブックでは、H28以前はつぶす工程で記載されていたが、高齢でつぶせないとの相談があり、H29のガイドブックではつぶす工程を削除した。リサイクル工程からは、つぶしても大丈夫であり、つぶさないと嵩張るという課題もある。“つぶす/つぶさない”どちらでも大丈夫である事を次回ガイドブックで改定予定。

 質疑応答は次々と続き、最後には時間切れ終了となる程の盛況ぶりでした。 
   ※関係情報はビラ配布による周知を検討中