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横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 詩篇19

2024-11-18

美しい詩を読むと心が豊かになります。本当はメロディーがあったはずです。
この詩は宇宙の運行から神の御業を知るように勧めています。
「もろもろの天は神の栄光をあらわし、大空はみ手のわざをしめす。日は花婿がその祝のへやから出てくるように、また勇士が競い走るように、その道を喜び走る。それは天のはてからのぼって、天のはてにまで、めぐって行く。その暖まりをこうむらないものはない。」(1,5,6節)
宇宙を造られたのは神様です。それを見れば神の偉大さが判ります。太陽は天道と呼ばれる軌道を描きます。あたかも天のはてから天のはてまで巡るようです。太陽の恩恵を受けない人は誰もいません。
「主のおきては完全であって、魂を生きかえらせ、主のあかしは確かであって、無学な者を賢くする。」(7節)
神が与えた律法は完全さを持っていました。その言葉で命が続くようにできたのです。その律法を守れば祝福があり、破れば罪を負うのです。その証拠があるので無学であっても善悪の判断ができるようになります。
「主のさとしは正しくて、心を喜ばせ、主の戒めはまじりなくて、眼を明らかにする。」(8節)
神の教えは正しく、心を喜びで満たしてくれます。その戒めは純粋ですから、心の眼ではっきり見えるようになります。
「主を恐れる道は清らかで、とこしえに絶えることがなく、主のさばきは真実であって、ことごとく正しい。」(9節)
神様へは畏れを持って清い心で近づけます。その行程は永遠に続いています。神は裁きを執行しますが、それは正しく真実な決定でしょう。
「これらは金よりも、多くの純金よりも慕わしく、また蜜よりも、蜂の巣のしたたりよりも甘い。」(10節)
詩篇作者は結論として、このような神の御業は大量の純金よりも慕わしく、はちみつの甘さよりも甘いと言います。
「わが岩、わがあがないぬしなる主よ、どうか、わたしの口の言葉と、心の思いが/あなたの前に喜ばれますように。」(14節)
神と比べると人間は過ちを犯すことがあります。特に言葉で罪を犯すこともあるでしょう。心で罪深いことを考えるかもしれません。そうならないで、神様に喜ばれることを思い行動できるように願うのです。
常に神と共に歩める状態であれば、心も体もうきうきしていることでしょう。そのように毎日を送れることを願って止みません。
主が喜ばれますように、私を正してください。アアメン。