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横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 時事ネタ14

2024-11-04

皆様、ご機嫌よろしいですか?常に機嫌よくしていましょう。愛されるからです。
衆議院選挙が終わり、結構正しい選択を国民はしたように思います。自民党、公明党は与党ということで過半数に届きませんでした。これは勝手に法案を通せないということです。これまでの政策が余りにも酷くて与党には任せられないという国民の声でしょう。
公明党の党首は責任をとって辞任しました。自民党は選挙対策委員長の小泉氏が辞任しただけでとかげのしっぽ切でしょうか?
これで、政局は大きく変わることでしょう。とにかく石破氏は総理大臣にしがみつきたいようですから、野党と協議しないといけなくなります。野党も与党の政策批判だけではなくて正当な政策協議をする必要があると思います。
衆議院選挙の30日後までに特別国会が召集されますが、内閣は総辞職しますので、新たに
首相指名選挙が行われます。当然、党の代表を指名するので、1回の選挙で過半数をとることはなく2回目の決戦投票になります。つまり国会議員の第1党である自民党の石破氏と第2党の野田氏のどちらかになるのでしょう。
少し前の1994年には自民党、社会党、新党さきがけが連立政権を組んで首相には社会党の村山氏がなりました。2009年には民主党が衆議院選挙で圧勝して首相には鳩山氏がなり政権交代することになりました。
さて、今回の特別国会で誰が首相に指名されるのか、多分国会議員の間では血みどろの駆け引きが裏で行われるでしょう。誰が首相になっても同じというわけではありません。
これで自民党は目が覚めてくれればいいのですが、相変わらず自分たちの党利党略で官僚のいわれるままでは自滅すると思われます。
野党も同じですが、党利党略ではなく、国民のために何が最善か考えて政策を提出してもらいたいものです。
かつて、聖徳太子が17条憲法で第一条にしたのが、「和を大切にし人といさかいをせぬようにせよ。人にはそれぞれつきあいというものがあるが、この世に理想的な人格者というのは少ないものだ。それゆえ、とかく君主や父に従わなかったり、身近の人々と仲たがいを起こしたりする。しかし、上司と下僚がにこやかに仲むつまじく論じ合えれば、おのずから事は筋道にかない、どんな事でも成就するであろう。」というものです。
「和をもって貴しと為し」の文は上司と下僚が仲良く論じ合うことを勧めているのです。
つまり、個人個人意見は違うし、聖人などは少ないのだからいがみ合うのではなく、議論して物事を決めるのが最良の結果を生むはずだ、と言っているのです。
まさに、この時期に国会議員の皆様が、この言葉を胸に刻んで、首相を選んでもらいたいものです。国家の代表者ですから、世界の国々に対して対応できる人を選んでもらいたいものです。内憂外患のこの時代にふさわしい人が首相になることを願って止みません。
民主主義は国民が主権者です。