主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 黙示録17

2024-09-26

「賢者は歴史に学ぶ、愚者は経験に学ぶ」とあります。歴史は未来を語ります。
黙示録16章の後半です。次々に災厄が襲いかかります。
「第四の者が、その鉢を太陽に傾けた。すると、太陽は火で人々を焼くことを許された。」(16:8)とあるので、太陽の異常活動が起きるのかもしれません。なにしろ太陽を創造したのは神様ですから、その太陽を自在に動かせるはずです。もしかしたら地球の軌道が太陽に近づくのかもしれません。地球を創造したのも神様ですから容易にできるでしょう。それでも「人々は、激しい炎熱で焼かれたが、これらの災害を支配する神の御名を汚し、悔い改めて神に栄光を帰することをしなかった。」(16:9)とあるので人々は真の神に悔い改めて栄光を帰すこともせず、神の御名を汚すことをするようです。つまり、ここで真の神を信じない人々は、災害が神からの裁きであることを理解しているにも関わらず、神の支配に戻ろうとはしないようです。
「第五の者が、その鉢を獣の座に傾けた。すると、獣の国は暗くなり、人々は苦痛のあまり舌をかみ、その苦痛とでき物とのゆえに、天の神をのろった。そして、自分の行いを悔い改めなかった。」(16:11,12)とあります。獣の座ですから世界統一政府の首都かもしれません。それがバビロンなのかもしれません。獣の国は実際に暗くなるのかもしれません。エジプトの災厄でも9番目の災いで暗闇が3日間続くことが起きましたが、イスラエル人の住むところには光があったのです。(出エジプト11:22,23)
鉢の裁きでは期間は決められていません。苦痛のあまり舌を噛むことで自殺を図るのでしょうか?でき物も治っていませんから、かなりの苦痛でしょう。それでも、真の神をのろい悔い改めません。
「龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。」(16:13,14)
龍、獣、偽預言者から汚れた霊が出て、全世界の王を集めます。戦いをするためです。
「三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンという所に、王たちを召集した。」(16:16)とあるように、全能者である神の勢力とサタン、世界統一政府、偽預言者の勢力が戦います。
「第七の者が、その鉢を空中に傾けた。すると、大きな声が聖所の中から、御座から出て、『事はすでに成った』と言った。」(16:17)結果は当然、神の勝利となります。しかし、その影響は地上に起こります。
「いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが起り、また激しい地震があった。それは人間が地上にあらわれて以来、かつてなかったようなもので、それほどに激しい地震であった。~島々はみな逃げ去り、山々は見えなくなった。~一タラントの重さほどの大きな雹が、天から人々の上に降ってきた。その災害が、非常に大きかったからである。」(16:18~21)
1タラントは20~30Kg程です。そんな雹が当たれば命はないでしょう。