主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 真理59

2024-06-05

皆様、真理に精通しましょう。真理が貴方の未来を左右するからです。
「イザヤ書」の次は「エレミヤ書」です。預言者のエレミヤが記しました。これもイスラエルへの警告を神から伝えられて人々に知らせたことが書かれています。エレミヤはユダ王国(イスラエル王国とユダ王国に分裂していた)に住んでいて、当時の人々は神の教えに背いて異教の事柄を信じたり不法行為もしていました。そのような状況を改善するべくエレミヤを神が用いたのですが、王も高官も祭司も人々もエレミヤの言葉を信じません。エレミヤはユダ王国の4代の王と接しましたが、敵対していて最後の王となったエホヤキンはエレミヤの巻物を燃やしてしまいます。また、高官たちは死刑を求めてエレミヤを泥水の水溜に閉じ込めたりします。その活動は40年以上と考えられています。このようにエレミヤは人々からひどい仕打ちを受けますが、決して仕返しはせず神の言葉を最後まで伝えます。
これはイエス・キリストにも通じる事柄のように思います。エルサレムが滅びるとの警告をしています。実際には紀元前600年ごろに滅びました。これは新バビロニアのネブカドネザル王によって行われました。西暦70年にはローマ軍によって滅びました。エルサレムは過去に2度滅ぼされていて考古学でも文献でも証明されています。
エレミヤ書の画期的な箇所は「バビロンはヤハウェの手にある金の杯だった。彼女は全世界を酔わせた。人々はそのぶどう酒を飲んだため、正気を失った。突然バビロンは倒れ、砕かれた。彼女のことで泣き叫べ!」(エレミヤ書51章7,8節)とあるように、エルサレムを滅ぼすバビロニアも滅ぼされる予言をしていることです。しかも過去形で書かかれているので、神からすると滅ぼされるのが確実だと言っているわけです。実際に新バビロニアもメディア・ペルシャに滅ぼされました。
そして、これと同様の記述が黙示録にあります。「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。 すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得たからである」。と18章2,3節にあります。
これは将来起こることを予言しているように思います。バビロンは滅びて再建はされていません。観光都市として機能しているだけです。大いなるバビロンは過去の都市であったバビロンの悪の巣窟で地の王たちと姦淫をするようなふしだらでぜいたくな組織を示しているのかもしれません。
神の預言は100%確実に成就してきました。そうであれば、この黙示録の預言も成就するはずです。現代にあるこのような組織は何でしょうか?悪事を行い、汚れていて、政治組織と密約をして贅沢にふけっている組織、そしてぶどう酒で人々を酔わせていますが実態は神からかけ離れている組織でしょう。これで正体がわかりますね。悪魔の組織です。