主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 真理30

2024-03-15
皆様、真理に精通しましょう。真理が貴方の未来を左右するからです。
人間は過ちを犯すものです。生まれてから誰にも迷惑をかけていないと言う人がいるかもしれませんが、嘘をついたり失敗した経験は誰にでもあるはずです。コンピューターは間違いを犯さないと言われていますが、あてにはなりません。実際コンピューターのプログラムは人間が作っているので、システムにバグがあるのは当然のこととコンピュータープログラマーは考えています。システムバグのせいでATMでお金が降ろせなかったり、通信ができなかったり、配達の間違いがあったりします。コンピューター世界では最近、生成AIがかなり人間の行う作業をしてくるようですが、あくまでコンピューターがこのように答えを出したというだけで正しいかどうか不明です。著作権の問題もあって適正な規制は必要でしょう。
法律についても地域や国ごとで規制があると思いますが、その法律も正しいかどうかは不明です。人間が作った法律ですから間違いもあるでしょう。以前は正しかった法律も今では通用しないこともあるでしょう。地域ごとで勝手に規制をしたりすることもあるかもしれません。アメリカ合衆国では州ごとに州法というものがあって、麻薬も合法である地域もあります。オランダでは安楽死が合法化されています。地域によっては無法地帯があって、警察があっても救急隊があっても、賄賂や人員不足等の理由で機能していないこともあるのです。ですから、法律も運用するのは人間ですから間違いもあります。裁判でも間違って審判してしまい冤罪になってしまう人もいるのです。
医療の世界でも誤診することもあります。特に精神疾患については、間違った処方でどんどん症状が悪化して動けなくなる人もいます。減薬や薬を飲まなくしたら症状が改善することもあるのです。以前は患者の取り間違えや赤ちゃんの取り間違えもありました。
このように人間であれば、誰でも間違いを犯してしまうのです。それで、個々の人はそんな間違いもあるかもしれないと考えた方が良いのではないでしょうか?現代では多くの人がストレスを感じています。そのストレスのはけ口をゴシップやスキャンダルで非難することで解消しているように思えます。
私も間違いを沢山しています。その時には真摯に謝ることしかできません。期日までに業務を終えられなかったり、約束を忘れたり、間違った知識で人を判断したりしてしまいます。そのような時には、お互い様だよね、とお互いに許しあうことが大切だと思います。自分も間違いをするのだから、他人の間違いも許そうという態度です。
そうすれば、世の中はもっと快適になるはずです。許すことはとても価値のある行動です。
イエス・キリストは山上の垂訓でこのように言っています。「他人の目の中にある藁を抜かせてくださいと言えるのか?自分の目の中に垂木があるのに氣付かないのか?偽善者よ!まず自分の目の中の垂木を取り除け。そうすれば他人の目の中にある藁を取りだすことができるでしょう」。偽善者にはなりたくないですね。