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横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 真理23

2024-02-17

皆様、真理に精通しましょう。真理が貴方の未来を左右するからです。
以前のブログでも紹介しましたが、高血圧の基準値が色々あるのはご存じでしょうか?実は日本の高血圧の基準もどんどん変えられているのです。かつては収縮期血圧(上の値)が年齢+90としていました。40歳なら130mmhgですし70歳なら160mmhgです。ところが日本高血圧学会は上の値を140mmhg以上を高血圧症としてしまいました。この値が独り歩きしてかつての正常値とされていた50歳の人がいきなり高血圧症とされてしまったのです。何故、こんなことが起きるのでしょうか?
実は日本人間ドック学会での基準値は160mmhg以上を高血圧症としています。学会同士で基準値が違うのはおかしな話です。どちらも言い分があるのでしょうが、一般人には理解できそうもありません。
そもそも、血管は年と共に固くなるのは当たり前の話です。血管が柔軟でなければ、どうしても血液の排出量を一定にしないといけないので。脳は心臓に血圧を上げて各器官に必要な酸素と栄養を送れと指令するのです。ですから人間は誰でも年をとれば血圧が上がるのが当たり前です。もし、脳がおかしな指令をしていれば問題ですが、そうでなければ、強制的に血圧を下げるとどうなりますか?当然、体の各器官に酸素と栄養が回りません。各器官は酸素不足、栄養不足で正常な機能を保持できなくなります。特に脳は大量の酸素と栄養を必要としています。つまり脳の機能が低下するのです。
血圧を無理に下げると、こうした副作用が起きる可能性があります。日本高血圧学会は脳卒中の危険があるので血圧は低いほうが良いとして降圧剤を処方します。しかし、日本人間ドック学会は血圧が高くても健康的な人が多いことを理由に、高血圧の基準値を高めにしているのです。
どうでしょうか?皆様はどちらの意見が正しいと思いますか?
私は、かつての年齢+90が適正な値ではないかと思います。加齢により血管が固くなり血圧が高くなるのは、そのように脳が指令しているわけですから、血圧だけを下げると各器官が酸素不足、栄養不足になります。脳であれば脳機能低下で認知症の可能性がでてきます。内臓や筋肉も酸素不足、栄養不足になれば正常な機能を果たせなくなるでしょう。そんなわけで、私は医師からは高血圧症の診断を受けていますが、降圧剤は飲みません。降圧剤によって脳の機能や身体機能が低下する恐れがあるからです。もちろん上の値が200mmhg以上とかになれば、これは完全に高血圧症ですから降圧剤を服用したほうが良いでしょう。日本に高血圧患者が4300万人いると言われています。3人に1人が患者というわけですが、本当に患者ですか?医師から患者にされているだけではないでしょうか?
人それぞれ体格も体形も違いますし、年齢も違います。それなのに一律に基準値を決めること自体がおかしいと思いませんか?ちなみにキリンの血圧は250mmhgだそうです。それでも脳卒中のキリンとかいませんよね。