主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 真理14

2024-02-06

皆様、真理に精通しましょう。真理が貴方の未来を左右するからです。
「神は愛なり」は聖書の言葉ですが、聖書でも特に新約聖書に書かれている言葉です。イエス・キリストが本当に人々を愛していたので、その弟子達も愛を語っています。これほど愛について語っている聖典は余りないかもしれません。まずは新約聖書で愛について何と書かれているか考えましょう。
「愛さない者は神を知りません。神は愛だからです」。これが弟子のヨハネが書いた手紙で新約聖書にあります。愛というのは目に見えない感情ですが、その感情によって色々な活動をします。愛のある行為として人助けやボランティアや寄付があるかもしれません。そもそも人間は一人では生きていけないわけですから、誰かに助けてもらっているのです。それは家族だったり、親友だったり、教師だったりするかもしれません。生まれて誰の援助もなしに育った人は一人もいないのです。それで、そうした愛の根源は神だとヨハネは言っているのです。
確かに神も目に見えませんが、その力は見ることができます。それは宇宙であり地球です。聖書によると自然は神が作り出したもので、天と地を作られたと旧約聖書の創世記に書かれています。そこに人間を住まわせたのですが、自然が人間にとって適切に作られているように思います。植物は多くの穀物を提供していますが、もともと自生していました。果物や野菜もそうですね。適切に管理すれば多くの食料を人間に提供してくれます。りんご一つをとってみても、人間が一から作り出すことはできないでしょう。それなのにりんごは食物として何の見返りも求めずに提供してくれるのです。つまり無料です。
そのように神は、自然の食品や自然そのもので神の愛を示しているのです。誰でも快適な住まいと食料を与えられたら感謝しますよね。同じように神は地球という住処を人間に与え、食料という自然の木の実や果物や穀物を与えているのです。
聖書が示している神は、イエス・キリストによって人間がよく理解できるように伝えてくれました。そして愛の大切さを教えてくれました。聖書に黄金律というものがあります。これはイエス・キリストが人々に教えたものですが、「何事でも人々からしてほしいと望むことは,人々にもそのとおりにせよ」というものです。つまり、自分が人から愛されたいと思うなら、人を愛さないといけないということです。とても積極的な言葉ですが、人々に対して愛情をもって接すれば、人々は貴方を愛してくれます、ということでしょう。
日本では、「人様の迷惑になるようなことはするな」と、~べからず調で言われることが多いのですが、聖書では~しなさいという言い方で語られていることが多いようです。基本的にはどちらも似ていることを言っているのですが、聖書のほうがより積極的に人に働きかけることを勧めています。なにしろ、イエス・キリストは人類の受け継いだ罪を肩代わりするために、自分の命を捧げることをしたわけですから、その愛情の深さはとても比較できないものです。「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」