主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 良いニュース17

2023-12-15

皆様、良いニュースです。そして悪いニュースです。
武士道は女性の為でもあると新渡戸稲造は書いています。私は全くそのとおりだと激しく同意します。しかも今こそ必要だと思います。なぜなら、男性と同じように女性にも危機の時代だからです。
現代は、いわば明治維新の激動の時期と酷似しています。明治時代は、無理やりな開国でしたが、現代は無理やりなICT化です。全ての情報がデジタル化されそうな勢いです。これは日本だけでなく世界がその渦に巻き込まれるでしょう。なぜそうなるかは別のブログで話すとして、今回は女性も武士道を勧める理由をお話しします。
性別があるのは事実ですが、性別による差別、つまりジェンダー差別は許されません。社会において性別による差別はするべきではないでしょう。それでも男女の区別は必要なわけで、トイレやお風呂が男女別になっているのです。区別はしても魂(志)の状態になれば男女の区別は必要ないと思います。
それで、武士道は大和魂なのです。ですから女性も武士道を学び実践することが求められるのです。
以前のブログで書いたように、智→義→信→礼→仁→智の円環を常に回して仁徳を高めることは男性も女性も関係なく人にとって必要なのです。
新渡戸稲造はこうも書いています。「武士道は人類の祝福である」。つまり日本人だけでなく全ての人類にとって好ましい事柄であり、実践することを望んでいたのです。ですから、武士道の神髄を日本から世界に発信する必要がありますね。それには、まず日本人自身が武士道を体得していなくてはなりません。
江戸時代までは、こうした教育を藩ごとの藩校や地域ごとで寺子屋という形でしてきました。寺子屋も塾も低額で男女が学んでいたようです。そこで武士道も学んでいたでしょう。ですから明治の偉人たちは、西郷隆盛も勝海舟も伊藤博文もみんな武士道をもって行動していたのです。明治時代に活躍した女性では津田塾大学を創設した津田梅子や新島襄の妻の新島八重は篤志看護師として活躍しました。これらの女性も武士道を心掛けていたと思われます。そうでなければ、立派な活動はできないと思います。
それで、このような素晴らしい武士道について、一緒に学んでいこうではないですか。そうすれば、日本の新しい夜明けになるかもしれません。
実際に新渡戸稲造の武士道を読んでいただければ良いのですが、それぞれの個所で新渡戸稲造はbushidoの本を読んでもらってアメリカ人や女性にも大和魂を知ってもらいたかったから出版したのだと思います。
石川真理子氏の「女性の武士道」も参考になると思います。
まずは、智について、私なりの考えを話しますので、もしよかったら訂正していただけるとありがたいです。