主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 健幸16

2023-10-31

皆様、お元氣ですか?
前回は、積極的な見方と消極的な見方で結果も変わることを考えました。今回は、その思考の癖を日頃使う言葉から考えてみましょう。
消極的な人の口癖にこのような言葉がありませんか?「どうせ・・・」「だって・・・」「~ことがない」これらに関連する言葉は決まっていますね。「~できない」「~無理でしょ」「前例がない」・・・。このような言葉を使っていると、自然に消極的になります。ある事柄を否定的に捉えているからです。こうした言葉は官僚とか役所などの公務員が使いますね。官僚というのは法律に従って業務をするわけですから、法律を無視した行動は慎まなければなりません。しかし、法律というのは一般的な規則を示したものですから、すべての事柄を網羅しているわけではありません。憲法が国の最高の法律で、その下に色々な法律が施行されているわけです。もしかしたら憲法違反の法律があるかもしれません。最近では自衛隊の問題やLGBTQの結婚の問題とかがあるようです。
法律は守るべきものですが、法律に縛られた生活は息苦しいものです。法律の解釈も法律学者で違うわけですから、解釈次第で、法律も効果的に運用できるのかもしれません。
それぞれの職種で口癖が違うようですね。どんな職種にいても口癖によって、その人の見方が分かるかもしれません。
積極的な人の口癖はどうでしょうか?「いいね」「素晴らしい」「流石ですね」「教えてください」「やってみよう」等々。どれも聞いてみて嬉しくなるような言葉です。このように声かけられれば、相手に対して好感を持つのではないでしょうか?その人に何かお返しをしたいと考えるようになります。そして、実際に相手の喜ぶことをするのです。
日頃から、このような積極的な見方をしている人が近くにいたら、是非真似をしてみてください。積極的な見方の人は、普段から考え方の癖が口から出てしまうのです。良い考えや積極的な考え、人を築きあげる言葉を使います。一方、消極的な見方の人は、悪いことを予測し、何もしないように言ったり、あなたの行動を非難したりするのです。
例えば、皆様が毎日使っているスマホですが、10数年前には存在していませんでした。でも、携帯電話はあって、日本人はこれで十分と考えてしまったのです。でもスティーブ・ジョブズは違いました。携帯電話にコンピューター機能を持たせれば、どこでも仕事ができると考えたのです。そして現在は、アメリカと日本で開発力が全く違うことが証明されてしまいました。日本人は優秀かもしれませんが、飛びぬけた才能に対して嫉妬してしまうのでしょうか、排除しようとしてしまいます。スティーブ・ジョブズが日本に生まれたとしたら、多分周りから変人扱いされて、スマホが完成することはなかったでしょう。開発力のあるなしではなく、そのような才能のある個人を潰さないことです。日本人の多くの才能が潰されてきた可能性があるのです。積極的な見方をする人を排除せず、応援しましょう。そうすれば未来は輝くものとなるでしょう。