主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 健幸14

2023-10-26

皆様、お元氣ですか?
姿勢が整ったら、呼吸を考えましょう。誰でも無意識に呼吸をしていますが、少し意識することで、体中に新鮮な酸素を行き渡らせることができるのです。毎日、深呼吸をしていますか?深い呼吸をすると、肺から不必要なCO2を出すことができます。そして酸素を十分に入れて血液の赤血球に酸素を持たせるようにできます。細胞自体に問題がなければ、彼らは決められたことを淡々と実行してくれます。ただし、肺に酸素自体が少なければ、血液が体中の毛細血管に流れても、末端の細胞に酸素を届けることができません。
このように。体は各種の細胞から成り立っていますが、一部の欠陥が体中に影響を及ぼすのです。血管の大部分は、毛細血管です。血液の質が良くないと、赤血球がくっつき合ったりして末端の血管まで届かなくなります。そうすると末端の細胞は酸素不足に陥り、本来の細胞分裂ができなくなったりするのです。
血液の質が悪くなるのは、当然、毎日身体を動かして酸素を十分取り入れていないからです。一日中座りぱなしでは血流量が少なくなります。さらに過食や暴飲暴食をしていればさらに血液の質が悪化します。血液はそれぞれの白血球や赤血球や血小板とかがバランス良く滞らずに流れていることが理想です。人間は血管と共に老いると言われています。血管が元気で柔軟であれば病気になることもないでしょう。全ての細胞に酸素や栄養を届けているのが血管だからです。
血管が若ければ、身体も若いはずです。血管は最大の臓器と思って大切にしましょう。血管の長さは毛細血管を含めると10万Kmにもなるのです。そして血液は30秒で元の心臓に戻ると言われます。その間に肺で酸素とCO2の交換もします。本当に働き者だと思います。このように素晴らしい身体に作られているのですから、自分の身体をもっと大切に扱わないといけませんね。
まずは、呼吸ですが、ゆっくり吐いて、早めに吸いましょう。できれば少し吸った後で息を止めてみましょう。とにかくなるべく長い時間をかけて息を吐くことです。こうすると自律神経の副交感神経優位になり心も落ち着いて来ます。呼吸数と寿命の関係もあると言われています。運動などの呼吸が早い活動ばかりしていると呼吸数は上限があるので長生きしないというのです。象亀のようにゆっくりした呼吸をしていれば、寿命も延びるということですが、真偽はわかりません。ただスポーツ選手で長命な人は少ないことは事実のようです。
呼吸は、腹式呼吸を心がけてください。息を吐くときはお腹をへこませ、息を吸うときはお腹を膨らませます。このような腹式呼吸をするときは、是非、酸素が全ての細胞に行きわたる画像をイメージしてみてください。そのように意識すると、そのように身体が勝手にそうしてくれます。そして元気一杯の状態がイメージできれば、もう最高の健康を手に入れていることでしょう。