敬愛主義22
2023-10-05
皆様、お元氣ですか?
敬愛主義について、ここでまとめたいと思います。敬愛主義は我々を最高に幸せにする道です。この道を歩んでゆけば失敗することはありません。失敗したとか、無駄になったとか、何もできなかったとか考えるのは、現代のグローバリズムの考えです。敬愛主義はそのようには考えません。失敗は成功の母と考え、失敗してもやり方が上手くなかったのだからやり方を変えようとします。無駄な努力と思わず、この経験を次に生かそうと思います。何もできなかったのではなく、目に見えないかもしれないが、色々経験できたと考えます。つまり肯定的に物事を捉えます。
何故なら、自然の働きも晴れもあれば、曇りもあり、雨も降れば、雪も降ります。その時々に色々な現象がありますが、それも天の働きで、晴ればかりでは炎熱で作物は枯れてしまいます。雨があるからこそ作物は育ちます。冬の寒い気候があるから、作物は栄養を蓄えようとして糖度があがります。このように、天候でさえ色々違った現象が起きます。それでも最終的には、作物が実りを提供してくれるのです。最近、農作物はほったらかしが一番良い実を生み出すことが分かってきました。農薬や殺虫剤を使わないほうが、栄養のある実を作るのです。奇跡のリンゴの話を知っていますか?無農薬農法で自然の力を最大限に生かせば、素晴らしいリンゴが成るのです。
自然に善悪はなく、晴れも雨も必要な要素です。
同じように人間も、その活動を自然に合わせて、ある面ほったらかした方が上手くゆくかもしれません。生まれたての赤ん坊が、純粋に愛に生きているように、善悪とかを勝手に考えることなく、したいことをして、好きなことをする。そのように生きれば良いのではないでしょうか?
現代は、あまりに管理社会で、規則だらけで法律で縛りつけています。かつて中国の秦の
始皇帝は一代で滅ぼされました。中国統一をしたのは良かったのですが、管理するために膨大な法律で国民をがんじがらめにして、その反発が側近にも起こって自死したのです。このように、法律で国を治めるのにも限界があるということです。人が人を支配して国が滅んだわけです。
敬愛主義は違います。天の働きに感謝して、天の働きのように他人を愛するからです。自然に逆らわず、自分を弁え、自分のできる範囲で他人を援助します。人と人とが互いに助け合い、自然の恵みに感謝する。これこそ、縄文人の思想ではないでしょうか?
まず、できることから始めましょう。過去の自分と決別し、敬愛主義で生きることを誓うのです。そうすれば、人類は生き残れるでしょう。どんな困難な災害や飢饉があっても自分の生き方に恥じることなく、励ましあって人々と接します。自然の前には無力な人間であることを知っていれば、いつかは喜ばしい未来が、自分ではなくても愛する人々が受けることができるでしょう。最善の道こそ敬愛主義です。