主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 敬愛主義20

2023-09-29

皆様、お元氣ですか?
敬愛主義を実行するには、自分の健康状態の管理が必要です。心身ともに健康でないと他の人を援助するのは難しいからです。最後の項目は運動です。人間は生きている限り何らかの運動をしています。心臓は一時も休まず運動しています。このように内臓や脳も何らかの動きをしていますが、動くためには、筋肉と骨格系がしっかりしている必要があります。筋肉と骨格を筋骨系としましょう。筋肉は動かさないとどんどん委縮します。筋肉がいくらあっても骨格が筋肉と結びついていないと動かせません。関節に問題があってもそうでしょう。
この筋骨系を円滑に動かすにはストレッチが最善です。何もウェイトやマシンを使う必要もありません。あらゆる筋骨系を動かすには、早歩きや水泳が望ましいと思います。テレビ体操でも構いませんし、独自のストレッチ体操をしても良いのです。要は毎日体を動かして筋肉や関節を自由に使えるようにしておくことです。まんべんなく動かすのです。一部の筋肉だけを使っていると、体に歪が起きます。そのひずみによって、体液の流れが悪くなることがあります。どうしても利き腕があるので、少しの左右差はあるかもしれませんが、極端になると腕、肩、背骨、骨盤、足首等に歪が起きてしまいます。それによって関節痛が生じるかもしれません。関節に痛みがあると運動も十分にできなくなるでしょう。
まずは、体の左右差をなるべく少なくして、骨格に歪がでないようにする必要があります。それには整体等で体の歪を取ることから始めると良いでしょう。自分でも目をつむって50歩ほどその場で足踏みをしてみて下さい。50cm以上ずれていれば、骨格に問題があると考えてください。まずは体の歪がないか、全身が映る鏡で姿勢を見てください。肩が片方だけ下がっていませんか?腰骨の位置が左右で違いませんか?目に見えるほど違いが分かるようなら明らかに骨格が歪んでいます。
簡単に歪みを取りたいなら、腕を左右にぶらぶら振ってみてください。自然と背骨や骨盤、膝や足首も動き出します。左右に腕を振るのが円滑に角度も同じくらい振れていれば、左右差はそれほどないでしょう。寝て足首を左右に振ってみてください。これも円滑に角度も同じくらい振れていれば問題は少ないでしょう。
このように、筋骨系は歪を取ってからストレッチを自分ができる範囲でしてみましょう。背伸びをすると肺にも新鮮な空気が入り気持ちの良いものです。早歩きも、少し息が弾むくらいであれば心臓にもあまり負担はないでしょう。
運動は続けていないと意味がありません。ですから、毎日の日課に運動習慣が組み込まれると良いでしょう。階段を使うとか、一駅間は歩くとか、違うお店を探す散歩をするとか、何でも自分に合った運動習慣を身につけましょう。毎日の積み重ねが健康を維持できるのです。年齢相応の運動を毎日続けて健康を手に入れましょう。
健康であれば敬愛精神を維持することができるのです。