敬愛主義19
2023-09-28
皆様、お元氣ですか?
敬愛主義を実践するために身体の健康について述べています。身体の健康に必要なのは良い食事、良い睡眠、良い運動の3つです。今回は良い睡眠について考えます。
1日は24時間ですが、睡眠は8時間は必要とされています。つまり、人生の3分の1は寝ているわけです。睡眠は重要で、しっかり睡眠を取っていないと、頭が働きません。ぼーっとして事故に合う可能性も高まります。睡眠を十分に取っていないと頭脳が正常に働かなくなるのです。
時間だけではなく、睡眠の質も大切です。よく言われるレム睡眠とノンレム睡眠がありますが、レム睡眠の時は夢を見ると言われています。眼球が素早く動いていて何らかの映像を見ているようです。レム睡眠の時に起きると、夢の内容をはっきり答えることができます。レム睡眠とノンレム睡眠の間は約90分といわれていて、このサイクルを5回ほど繰り返すことが良いと言われています。つまり90×5=450で7時間30分です。このサイクルが終了する時間に起きれると爽やかに目覚めることができるのです。
現代人は完全に睡眠不足です。夜間に寝るのが自然の摂理にも合っているのですが、それを無視して煌々としたLEDライトやブルーライトの下で夜間を過ごしていませんか?それでは睡眠の質が低下するのも当然です。夜間は暖色系の電球色と呼ばれる光を使うようにしましょう。直接照明ではなく間接照明にしましょう。一番良いのは焚火の明かりでしょうか?かつて、囲炉裏の火で煮炊きをしていた人は、睡眠の質も良く、朝も早くから起きることができたのだと思います。
寝室の環境も大切です。心を落ち着かせるには寒色系の色が良いとされています。寝具等をそうした色にすれば良いかもしれません。寝具も重要です。枕は自分に合っていますか?身体の構造はみな違います。あまり柔らか過ぎる寝具はかえって身体に負担をかけます。枕は頭ではなく首を支える道具です。ふとん類も夏は涼しい風通しの良いもので、冬は暖気を逃さない羽毛のようなものが望ましいでしょう。いずれにしても自分が気持ちよく感じる寝具を選ぶことが必要です。
寝る前に食事をしたり、スマホやコンピューター画面を見ていませんか?脳が興奮するようなことは控える必要があります。カフェインを含んだ食品は午後3時までにしましょう。寝つきがわるくなります。お風呂も寝る2時間前には済ませましょう。
睡眠のための儀式をする人がいるかもしれません。それで入眠が促されるならそれも良いと思います。考え込んで寝なければと思うと寝られません。体は正直ですから、眠くなる時に寝ればいいだけです。要は自然の摂理に従い、朝日が昇るときに起きれるように調整すれば良いのです。夏は睡眠時間が短くても冬は長めの睡眠時間が必要です。
体から発する声を聴きましょう。寝る前に瞑想して、今日も良く頑張った、褒美として体に休養の時間を与えるよ、自分に感謝すれば、ほらもう寝ています。