主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 SDGs12

2023-08-03

皆様、お元氣ですか?
第11番目は「住み続けられるまちづくりを」です。
ターゲットは2030年までに安全で安価な家に住みスラムをよくする、弱い立場の人の安全・安価な交通手段を整える、持続可能な街づくりをする、文化遺産・自然遺産を保護する、水害等の被害を減らす、大気・ゴミ問題の影響を減らす、だれでも公共緑地等を使える、都市と農村のつながりを改善、気候変動・災害に備える、国内の資材で持続可能な建物をつくる、となっています。
安全で快適なまちに住みたいと思うのはだれでも反対はしないと思います。弱者にも使いやすい交通機関があれば、都市と農村の移動も容易になるでしょう。都市化によって失われたものは多いと思います。日本の都市計画はでたらめで、狭い家に閉じこもるしかなく、気軽に移動もできません。水害もありますし、大気はだいぶ改善されていますが、河川の汚れはまだまだです。自然遺産も文化遺産も保護はしていますが、観光資源とするならそれなりの交通・土地の整備が必要です。都市部の公園は少なく、外苑の樹木も伐採するような国です。日本は台風や水害に悩まされてきたので、それなりの対策はしていますが、太陽光発電のために樹木を伐採して水害を起こしてしまったこともあります。なにしろ土地が狭いので密集することにより高層マンションがあちこちにできていますが、高層階に住む人の精神疾患に罹る人の割合が高くなることを知っていますか?日本にスラム地区は少ないと思いますが、ひとたび電力不足になれば高層マンションはスラム化するかもしれません。
ロシアにはダーチャと呼ばれる農園付き別荘を持っている人がいます。休みの日にダーチャに行って農業をしたり釣りをしたり休暇を楽しむのです。日本にもそのような休暇村のような施設が増えて都市でのストレスを取り除くことができると良いのではないでしょうか?
気候変動は世界的に影響があります。干ばつもあれば、豪雨災害もあります。災害に強い住宅として地震対策・豪雨対策・太陽光発電住宅等があります。そのような対策を施しても地域によっては無駄になるかもしれません。一つの対策としてドームシティーがあります。一つの町をドームで覆い、ドーム内は完全に環境に配慮され、コンピューターで全ての交通は自動運転です。災害に対応できるようにあらゆる対応策が施されています。ドームにはりつけた太陽光発電で電力を賄います。出入りはコンピューター管理されます。確かに安全なまちかもしれませんが、住み続けたいかどうかは不明です。きっとどこかに別荘を持ちたいと思うことでしょう。
それよりも、国産の樹で家を作りたいと思いませんか?年輪をみて東西南北に適した通し柱を建てれば頑丈な家ができます。不燃材により防火対策もできます。なにより、シックハウスにならずに済むでしょう。理想の住宅を国産材で作るのです。林業も潤います。