主な活動場所
横浜市鶴見区社会福祉協議会の
団体交流室

 日本6

2023-06-16
皆様、お元気ですか?
日本という国は、本当に他国と違っています。その始まりは古く、2万年前まで遡れるようです。打製石器や磨製石器が出土され、縄文土器は1万年以上前のものが各地の貝塚で見つかっています。その頃の日本は気候も温暖で、三内丸山遺跡は青森にありますが、あれだけ高度で塔や集会所を作ることができたのですから、定住生活をしていたのは確かでしょう。さらにドングリは栽培していたのではないかと言われています。
このように自分の先祖が逞しく生きていたことを知ると嬉しくなりますね。さらに南米に縄文土器に似た土器が見つかっており、もしかしたら縄文人が海を渡っていたかもしれません。
このような日本ですが、災害も多かったようで、7300年前の喜界カルデラの大規模噴火で九州の縄文人は全滅したとも言われています。もちろん、地震や台風もあったことでしょう。そのような災害を生き残ったのが今の日本人です。
幸い、四方を海で囲まれていたので大陸からの侵略は受けずに独自の文化を育みました。もし、大陸と地続きであったら、何度も侵略にあい、今の日本はなかったかもしれません。
独自の文化は江戸時代に花咲き、古典芸能や浮世絵や武士道に表されています。これも、もともと神道があり、それに仏教や儒教の考えを受け入れて独自に発展したのではないかと思います。
日本の成り立ちも、多くの民族が融合してできたものと思います。キリスト教やイスラム教の考えは日本人には合わず、取り入れた形跡はないようです。絶対神のような考えは、日本には馴染まなかったからだと思います。自然が豊かなので、自然の中に法則を見つけていたので、絶対的なものはないと考えたのでしょう。種をまいて、適切な管理ができれば米が実ることで、原因と結果に縁が生じることを理解していました。天皇は権威のみに限定して、政治家が権力を行使するようにしました。国民は大御宝(おおみたから)として大切にされました。
すでに述べたように、明治維新で西洋の文化を取り入れ、敗戦後は西洋思想に染められたのです。今こそ、日本人の大和魂を復活させる時です。本来の日本人の文化を見直す時です。歴史を正しく評価して、今の時代に生かす時です。
これほど、日本は自然豊かで、日本人は災害にもめげず、明るく生きることを楽しむ国民は少ないのではないでしょうか?他の民族の考え方も尊重して、争いをせずに、隠し事を嫌い、武士道の精神を皆様が持つことが、日本の復興に役立ちます。
日本が、その成立時の考えを広めれば、世界中から幸福な国として認知されるでしょう。
その日が来ることを信じて、真理を学び続けましょう。