気づき5
2023-05-24
皆様、お元気ですか?
心と体は密接に関係しています。
体が疲れると、気分が落ち込みます。
体が健康であると、気持ちも上向きになります。
常に心が安定していると、事故に遇う危険も少なくなるでしょう。
反対に、焦っていたり慌てていたりすると、思わぬ事故に遇ったりします。
どちらが先なのか、どうすれば良くなるのか考えてみましょう。
生命の始まりは、簡単なアミノ酸の配列から始まります。
それが、タンパク質になり、複雑なリボ核酸(RNA)になり、デオキシリボ核酸(DNA)になり単細胞生物の登場です。
RNAは遺伝子情報を持っています。コロナウイルスもRNAです。ウイルスは生物と無生物の中間と言われています。単なる物質ですが、生体内に入ると細胞に入り込み、勝手に自分のRNAを複製し増殖させます。
細胞は、そうしたウイルスの行動を阻止するために免疫細胞を持つようになったのでしょう。そこには、細胞内で激しい生き残り戦略があったと思われます。
RNAウイルスはただ、自己増殖をするために宿主を使わせてもらっているのです。宿主が死んでしまうと困るので、自分のRNAを変異させて、宿主を殺さない程度にしようとします。これまでの感染症でウイルスによるものは、何度か爆発的に感染者をだし、次第に収まるのは、感染者が免疫細胞を強化して対応したからです。
生き残った生命体は、今度同じようなウイルスが侵入したら、即座に抗体を作ってウイルスを攻撃します。
こうして、生命体はウイルスに負けない機能を獲得するのです。
さて、ウイルスに心はありますか?ないですね。でもその活動は自己増殖を試みる点では生物的です。
では、単細胞生物に心はありますか?自己増殖する点では生物ですが、精神活動はないと思われます。それでは植物はどうですか?心はないかもしれませんが、生き残りをかけて他の生物と熾烈な競争をしています。受粉を蜜蜂にさせてもらうために甘い香りを合成します。メスの昆虫に擬態する花があります。植物が切られると微弱な電流が流れるそうです。素敵な音楽を聞かせると、おいしい実がなるそうです。
こうしてみると、植物に心のようなものがあると言えるかもしれません。
動物は、単細胞から多細胞、哺乳類まで多様ですが、多細胞生物からは神経らしきものが認められると思います。人間は明らかに心があります。しかし、心がどこにあるとははっきり言えません。多分、意識する範囲で心はあるのでしょう。生体としての体から、宇宙全体を意識すればそこまでが心です。
心と体が密接しているのであれば、全宇宙と繋がることも可能です。
人間なら宇宙エネルギーが、自分の体に注がれていると意識できるのではないでしょうか?